やっぱりパソコンの壁紙を変えたナナシです。
オリジナリティよ。
ついに次回、最終回
そろそろ来るだろうな、てのは分かっていたし心構えもしていたけど、いざ目に飛び込んでくると胸がざわつく最終回予告。

次号、巻頭カラーで最終回だそうで。今年いっぱいで終わると。キリ良いね。
そして改めて思うのが単行本最新刊から現在連載中の「がっこうぐらし!」の間から読み始めてしまった事への後悔、ハンパない。
だって話がよく見えないんだもの、やってしまった。よしんばフォワードを購読しても「がっこうぐらし!」は読み飛ばすべきだった。
内容改である
※あらすじをなぞるだけなので細かい描写は全て無視。
前回、りーさんの決死の行動もあり無事通信機の元にたどり着いた由紀。

ランダルコーポレーションの人と連絡を取り、治療薬があるから爆弾を落とさないでほしいと交渉する。

どうでも良いけどボーモンくん的AIアシスタント欲しい。

なんでも学校で汲んでいた川の水にΩ(菌)を抑える効用があったのだそう。

そしてこれまで大切な物をたくさん失い生きる事に恐怖しながら、それでもみんなと一緒にいるために一人で来るべき場所まで来た事を告白する由紀。

しかし相手のリスポンスはなく通信が乱れ強制終了、したところで今月号は終了。次号グランドフィナーレ。

由紀の人間的な成長度合いがハッキリと分かる、最終回直前にふさわしい内容だったと思う。
考察してみよう
さて、今月号を読み前回の考察記事と事実の相違点が結構分かってきたのでここで改めて考察してみよう。
更にここでまた注釈を入れておくと前回の考察記事は単行本末の特典のみで本編には全く触れずに書いた物、かつ連載は途中から読み始めたため、11巻と最新話との間の出来事をまったく知らない状態なので多少はね、ご勘弁頂きたい。
Ωウイルスは菌だった
今回「Ω」の名が出てきたけど、そこでウイルスではなく菌だと由紀が言い直していました。
しかしこれ、読んだ後に気になって単行本10巻を読み直してみたらちゃんとウイルスではなく菌を作っていたという事がハッキリと説明されていました。
答えは水にあった
作中、くるみはΩに感染しながら自我を保ち、ちゃんと行動できていました。まためぐねえも感染後しばらく自分の意思で行動が可能で、地下のシャッターに自分を幽閉していました。その理由が学校で汲んでいた川の水にある事が改めてちゃんと書かれました。Ωはこの土地「巡ヶ丘」由来の菌で、その抗体が水の中に含まれていたと。その水を飲み水として長く飲んでいたからくるみは自我を保てたという事ですね。めぐねえはくるみに比べ水を飲んでいた期間が短く、感染の仕方もかなり酷かったから「かれら」化したのでしょう。これも作中でちゃんと展開されていたのかな? 途中から読み始めたから分かりません。
研究者死すべし
これが作中で明かされるのか分からないけども、(というかもう明かされていてその部分を読めていないだけかもしれないけど)どうしてΩの研究をしていたのかという事がどうしても引っかかるんですよねえ。第一Ωってあくまで菌の名称な訳で「巡ヶ丘」にそれがそのままあった訳ではないのですから。もしそうならそもそも巡ヶ丘人住めないし。そもそも「由来」って書いてますしね。例えるならジャガイモの芽の毒をめっちゃ有害にしたものが「Ω」という事でしょう。(あれ、本編に書いてたかな、妄言だったらどうしよう…?)
過去の惨劇から「Ω」が有害である事を十分理解したうえで尚も研究をしていたのか、その時の産物がどういう形か分からないけど外に流布されたのか。こうしてパンデミックが発生した理由は定かではないけども。
また単行本10巻(もしくは11巻)に青襲が「研究者の誰かが滅菌作業を怠ったから人類は滅びた」的な発言をしているのを確認したのですが、化学を学ぶ一個人として言わせてもらえればそんな事は絶対にないというか、あってたまるかというか、もしそれが本当ならホントその研究所の人全員腹切れってレベルの不祥事ですよ。まあ腹切ろうにも既に死んでいるでしょうけど。ただ具体的にどうして「Ω」が外に漏れたのかこれまで説明がなかったのなら青襲の言った事は正しかったという事になるんでしょうね。後1話しかないし。この点がちょっと解せないなあ。
追加考察「普通に死んだらどうなる?」
(2019/10/30追記)
ウォーキングデッドを見ててふと思ったのが、この世界でも普通に死んだ場合「かれら」化するのか、という事。確か作中、普通に死んだ人っていなかったはず。
これはつまりΩは既にほぼ全ての人に感染済みで発症するのに時間差が生じるのはその人個人の免疫力の差か、もしくはΩ自体が感染してなお成長する、みたいな。
あり得るなら後者でしょうか。菌も生き物な訳で外部からエネルギーを摂取して生きているのですから。感染した依代を効率的に発症させる事ができるよう進化するのかも。
多分単行本12巻を読んだら「あーっ!」となる事間違いなし。もしかしたら「がっこうぐらし!」関連の記事全部消すかもね、うふふ。
感想系の記事は文が短くて書くのが楽だ。
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