42 佐藤さんはPJK~人と漫画は見た目で判断してはいけません~
別に大沖縛りとかがしたい訳ではないのです。ただ振り返ればもう11から続けていますから、ここで止めてしまうことにすごい抵抗があるだけなのです。
文脈とか関係なくぶっ込んでいこう。
佐藤さんはPJK
連載終了作品です。
打ち切り臭さがハンパねえ。
登場人物
PJK(プロフェッショナル女子高生)
学業、スポーツともに優秀で町内学内の有名人。そのくせに10年間留年し続けているもはや生きる伝説。あらゆることに精通しており、学食に専用メニューがあったり転入試験の内容すら把握している節がみられる。逆に彼女を元に転入試験が組まれている可能性すらある(?)
10年前に交通事故に遭い目が覚めない友人吉田光のことを思ってあえて留年し続けている。
名前は不明。
転校生だから主人公。正確には佐藤のプロフェショナルな日常の突っ込み役、のせいかと言うかそれ以前に佐藤のキャラクターが強すぎて存在が食われてる感のある主人公。
本当に特筆することがなく、しいて言うならバカ。
佐藤と同じく勉学、スポーツがともに優秀でありみんなからのあこがれの的だったのに千春曰く「強くてニューゲーム」状態の佐藤が表れそんな日常が崩壊。キング・オブ・JKの座をかけて佐藤に勝負を挑むもことごとく敗れ去っている。
影が薄い。いや存在感がない。その存在感のなさたるや、もはや生物の垣根を超え魚にすら存在を認識させない。
いきなり姿をくらましたり、目の前にいても姿が視界に映らないこともある。某教員以上に恐ろしい存在なような気がする。でも容姿は一番好き。
第4話 佐藤さんはPJK
結構好きで読んでいたこの「佐藤さんはPJK」ですが、改めて単行本を読み返すと何で好きで読んでたんだろう? と首をひねっている自分がいました。
ショウジキオモシクナイ・・・。
それでもこれは好きだなって話が1つ(だけ)あるのでそれをご紹介。
気になる人のことを知る事が出来るかも、と朝のテレビの占いで占われた鈴木。
放課後、佐藤さんを発見。佐藤さんの留年している訳をしれるかも、と野良猫からラッキーアイテムをはぎ取り尾行を開始。
備考によって得られた佐藤さん情報
- 猫と話せる
- 居酒屋に通いなれている
学校帰りに制服姿で居酒屋に立ち寄ったことに驚愕。店員の反応を見ると佐藤さんは常連っぽいけど成人女性が制服で飲みに来ることをどう思ってるんだろう?
一杯ひっかけて店をでた佐藤さんに警察官が声をかける。
佐藤さんを知らない警察官が佐藤さんを未成年飲酒で逮捕してしまうと鈴木はカモフラージュを解いて誤解を解きに動くも、それは徒労に終わってしまう。
だとしたら警察官の「すこしお話いいかな?」って声のかけ方はおかしいと思う。
素直に自分の行いを告白した鈴木は佐藤さんから留年しているのは約束を果たすためだと聞かされる。
嬉しそうにPJKの師匠を語る佐藤さんの姿をみてやっぱり今日はラッキー化もと幸運をかみしめていると母親から遅くなっても帰ってこない娘を心配しての電話が。
この回だけはオチが良かった。こういう言葉遊び好き。
人と漫画は見た目で判断してはいけません
上に書いた通り改めて単行本を読み直してみるとどうしてこれを楽しみに読んでいたんだろうと過去の自分の感性を疑わずにはいられません。渡辺とのテニス対決とか本当意味がよく分からない。
それで改めてなんで読んでたんだろうって考えたら単純にキャラデザが好みだったからなのかもしれません。見た目で判断してはいけませんね。
見た目で判断してはいけないということについてもう一つ。
私は池袋に行っても東口の方しか行きません。とらのあな、アニメイト、メロンブックスの3つが東口の方に固まっているからです。
池袋の東口ってたまに変なキャッチがいるでしょ? カンボジアかどっかに学校を作るために募金をしている集団。私かなり高い確率であの集団に声をかけられているんですよね。しかもイヤホンを付けている状態で。
彼らには私がお恵みを施す側の人間に見えているのでしょうか。私、自立もできない貧乏な学生なんですけどね。
人を見た目で判断してはいけません。国が違えば人の人を見る目も変わるんでしょうけどね。
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