きらら探求軍〜細々と息をするオタクの足跡〜

主にまんがタイムきららコミック、ウマ娘に関することをぼそっと書いています。ちょこちょこyoutubeにも投稿していたり。

番外編 ペルソナQ2考察広場〜映画館の謎〜

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キャッシュレスの波に乗ろうとするも「suica」と「paypay」どちらを主軸に据えて使おうか迷走中です。併用することは決定しているんですけどね。どちらか片方に全振りするのは何と言うか、怖い。

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例えばpaypayが使えない状況とか考えるとね。

 

 

 

 

頭を使うペルソナ

何きっかけ化は覚えていませんが、ペルソナをやってみようと思い立ち、3か4か5かで迷っていました。その時あらすじをみて4にしようと思ったのです。ミステリーテイストの強い作品だったからです。

なので4(正確には4G)を買ってストーリーが進むたびに誰が犯人なのか考える時間を定期的に設けていました。今から何を言っても信用ならんだろうけども早い段階で真犯人に目ぼしを付けられていたので結構満足感がありました。

その後5も買って2019年で最も長い時間プレイしたのですが、この作品には4のような謎解き要素がほとんどありませんでした。不満もありませんけど。

それから月日が流れ2020年の2月。とあるゲームを欲してぐるぐる大帝国を物色していたところ、ペルソナQ2のPVを店内で見まして。「ああそういやこんなゲームあったなぁ」と思い、ふと3DSのゲームソフト売り場を見てみたらペルソナQ2が売っていたのです。それも980円(税抜き)というお値打ち価格。私が買おうとしていたゲームもあるにはあったのですがペルソナQ2よりも1000円高かったので急遽予定を変更してペルソナQ2を買ってしまいました。

4のメンバーがいるからか、もしくは5ではその要素が軽めだったためか、あるいは最初からそういうゲームだったのかは分かりませんが物語の序盤から謎に包まれた要素が多々ありこれについて考えるのがとても楽しい。

そのことを記す、いわばメモ代わりの記事をここに残しておこうと思い、こうして書いている所存です。

 

映画館の謎

物語の主になるであろう映画館について考察。

いわずもがな、ペルソナQ2は2018年に発売されたゲームなので攻略情報もストーリーのあらすじも不自由ないほどネット上に出回っておりますが、そんなものに目を付けておりませんのであしからず。

 ちなみにわたしは3は未プレイで、かつQ2の内容を知っている前提で進めていきます。

映画館はパレス的な何か

 奇妙な映画を上映する映画館内ではモルガナは猫に戻らず二足歩行を保ったまま。5のメンバーはメメントスを探索中に映画の中に迷い込み、4のメンバーはテレビの世界の中に入ろうとして映画の中に迷い込んでいる。モルガナ曰く「どちらも人の心を映し出すもの」らしいから同じようなものなのでしょう。

モルガナが猫にならない以上、映画館は現実の世界でないことは明らか。これは作中でも言われていることなので前提条件として書いてみた。

本題は次から。

 

怪盗団inマヨナカテレビ

クロスストーリーということで気になることが1つあって、それは5の怪盗団のメンバーがテレビの世界の中に入ったら怪盗衣装に変わるのかということ。

確か怪盗の衣装はパレスの主の認識によって変わる。つまり主人公たちがパレス内で怪盗衣装を身にまとう時は、明確に敵対する人が出現した時でもある。それは道中に沸くシャドウのようなものではなくカモシダパレスなら鴨志田。マダラメパレスなら班目といった感じに具体的に相手が定まっている。大衆のパレスたるメメントスでもそれは同様。

そんな怪盗団の衣装はマヨナカテレビの中でも拝めるのだろうか?

多分見れなさそう。そもそも4って具体的に誰かと戦っているって認識があまりなかったと思う。連続殺人犯を探すってのはあってもテレビの中で出てくるシャドウらは別に殺人犯と直接関係はなかったし。

なので映画の中はマヨナカテレビ的なものではなくパレスに近い何かというのはここからでも推察できる。

これは同時に映画の中には明確に敵がいるということでもある。メメントスのように個人とは限らないけど。

 

映画館の持ち主は?

映画館がパレスのようなものならパレスのように持ち主のような者がいるかもしれない。

パレスがその持ち主のゆがんだ世界の見方を体現しているのなら、映画館の持ち主にも同じようにゆがんだ世界のとらえ方をしているのかもしれない。

単純に考えるのなら映画館の支配人を名乗っているナギが最も怪しい。そんでドーは多分シャドウでしょ。

ナギが持ち主だった場合

パレスの持ち主には具体的にパレスをどうしたいという欲望はない。そもそもパレス持とうとして持てるものではないから。

でも映画館には存在することに何か意味がありそうな気がする。そう思えるのは主にひかりの存在が大きい。

映画の内容は人と人との、あるいは社会との不純で歪んだ、それでいて完全に否定しきれない在り方を分かりやすく表現している。そしてひかりはその内容にあまり違和感を覚えていないらしい。

そんな映画は、主人公たちによって内容を変えられることによって終わりを迎える。その変え方というのが最初の映画の内容を否定するような終わり方を迎えさせている。

そしてひかりは誰かから映画の「しょうたいじょう」をもらって映画館に来ているのでそのことから考えると、

映画の内容はひかりの考え方一つひとつを端的に表しており、それを別の人物に否定させることでひかりに異なる世界の見方、捉え方を提案している

ように考えられる。そう思える要因がもう一つあって、それはドー。

映画館の出入り口は4つの特殊な鍵で施錠されており、解錠するためには4つの映画の内容を改める必要がある。映画の内容に則した鍵で施錠され、かつ解錠するには映画の内容を上記のように改変しなくてはいけない。ナギがペルソナ使いたちを映画の内容を改変するために集めていたのなら「一石二鳥」とはまさにこのこと。また、映画のキャストが集められたペルソナ使いによって変わっている(作中ではこれをキャスティングと呼んでいた)のはペルソナ使い達を自主的に動かさせることが目的だと考えられる。

映画に関わらず人の作った物には、作った人のそれを見た人に対するメッセージが込められている。それにひかりが貰った「しょうたいじょう」には映画を観に来るようとは書いてあっても具体的な作品のタイトルは書いてなかった。だとすると、これまで書いたことをまとめると、

ナギという「映画監督」がひかりという「観客」に対し、ペルソナ使いという「キャスト」を用いてひかりに新たな価値観を与えようとしている。

ただこれだと敵の存在がよく分からない。どうしてペルソナ使いたちを集められたのか、とかも。

 

ひかりが持ち主の場合

映画の内容にそれほど違和感を覚えず、ペルソナ使いたちによって変えられた結末を予想できなかったと言うのなら、ひかりが「映画監督」という可能性もあると思う。

映画館も完全に無から生み出されたのではなく、実在する物を参考に生み出されたのかも。その元になった映画館の主がナギみたいな。

ただそれだと「しょうたいじょう」の存在がよく分からなくなるけど。自分に宛てた「しょうたいじょう」になるから。でもこの世には自分に年賀状を出す人もいるらしいから…

この場合でも、ナギが持ち主だった場合の問題点をそっくり引き継いでいる。

 

どうして映画の中では怪盗衣装に変わるのかって説明作中にあったっけ?

上に書いた通りだとすれば映画内の敵って何者?

カモシダーマン正体がウサギだったのは何故?

「しょうたいじょう」が平仮名で書かれていた理由は?

などエトセトラエトセトラ…。

続きはストーリーを進めて考察材料が増えてから追記します。需要100%ないよ、コレ