71 20年6月号「まんがタイムきららフォワード」〜外れ回の予感〜
今の目標は記事のナンバリングが100に達する前に自分のアイコンのイラストを描くことです。
単純計算まだ3ヶ月はあるはずだし、きっと描けることでしょう・・・。
20年6月号『まんがタイムきららフォワード』
家の近所に『まんがタイムきららフォワード』が買える店がないから地味に精神的ダメージを被っております。
ipadとかでも読めるんだけどさ、やっぱり紙が1番なわけ。
選手入場
前回同様今回もゲスト陣をご紹介。
なんと3本中2本が4コマ漫画。
異世界ヒロインも大変です
4コマ1本目。
あらすじ
20年前。
魔王を討つべく、異世界から勇者を召喚した。
しかしその勇者は使えない人材だったため、パーティから除外。
その後、能力を開花させた勇者は旧魔王を1撃で倒し、新世魔王を名乗る。
新世魔王が侵攻してきたら世界はひとたまりもない。
餅は餅屋、異世界転生には異世界転生ということで新たな勇者を召喚することに。
しかし勇者は神より偉大な力を授かってくるも精神的に難がある。
新世魔王を討伐させるべく、腑抜けた勇者を褒めちぎって気分を良くさせるために集められた3人の女性。
彼女たちは、やってくる勇者が少しでもまともな人間であることを祈りながら世界の命運を背負い、対勇者接待術を学ぶ。
感想 犯人はマスター
あらすじ、がっつり書きました。
最近では目につかないことのないジャンル異世界転生モノです。
でも転生する側ではなく、転生してくる人を迎える側の物語。
(これが目新しいものなのかどうかは知りません。私、そもそも異世界転生モノに興味ないので)
良い意味でツッコミどころ満載の作品でした。
テンポ良く話は進み、かつ物語のバックボーンの描写も細かいです。
1話だけでキャラクターの立ち位置が明確に決まっています。
それこどこのまま連載できてしまえるくらいに。
しかしこれは読み切り。
この読み切りとしてのまとまり方は「JKだって落語がしたいっ!」にも見習って欲しいところですね。
仮に新世魔王が進軍してきたとして、悪いのは絶対にマスター。
先斗町舞妓夢小路
我ながらビックリしたけど「舞妓」って最初読めなかった。
感想 知りたきゃ読んで
あらすじをすっ飛ばしたのは、ちょっと私には簡単にあらすじをまとめられそうになかったからです。
なんというか、芳文社がきららをどの層の人に読んでもらいたがっているのかを考えてしまうような話でした。
マジで途中まで「これTLじゃね?」って思っていたくらい。
これはきららより『週刊漫画TIMES』に載せた方が良かったんじゃ?
『週刊漫画TIMES』は1度も読んだことないですけど、でもきららにはあまり雰囲気があっていないような気はしました。
普通に面白かったんですけどね。
ファミリー映画を観に行ったのに内容がめっちゃfateだった、みたいな感じ。
この感じを詳しく知りたきゃ読んでみて。
月海ちゃんは流されない
クラゲは「海月」
あらすじ
友達からはお嬢様として評価の高い月海。
しかし巣の顔はセクハラ、盗撮当たり前のド変態。
実家が営むプールで美少女を漁る月海は、その日母親の付き添いでプールに来ていた璃沙に正体を見抜かれてしまう。
感想 目が怖い
とにかく月海の完成度がヤベー。
中1でこの変態っぷりは将来犯罪に手を出しかねないのでは?
そんなことが常に頭にありました。
あと人物の朴念仁っぽさもヤバい。
これは単に作者の表情の描写力というか、描き方の問題ですね。
目が怖い。
なんか気になって作者を調べてみたらどうも成人漫画も描いていたようで、なんか納得した。
月海の変態要素はそこ由来なんだろうな。
ぶっちゃけるとそんなに面白くなかった。
総評
とりあえず今回も格付けしておきますと、
2と3は正直どっちもどっちって感じでしたけど、面白くはないんだけどまだこっちの方が先を読んでみたいかなってことで「月海ちゃんは流されない」が2位ってことで。
そもそも「先斗町舞妓夢小路」は掲載誌を間違えている感もあったし。
間違えている感と言えば、今月号の巻頭カラーは「ねことちよ」でしたね。
大丈夫か、フォワード。