きらら探求軍〜細々と息をするオタクの足跡〜

主にまんがタイムきららコミック、ウマ娘に関することをぼそっと書いています。ちょこちょこyoutubeにも投稿していたり。

王道すぎて逆に王道「今日の授業は恋愛です!」~きらら展、またいつかやって来るよね・・・?~

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そろそろ通帳記入しないとなぁ。

新しいの出てきそう。

 

 

 

20年12月号『まんがタイムきららMAX

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「まちカドまぞく」の考察よりも優先すべきことが、私にはあるんだ。

 

王道すぎて逆に王道感「今日の授業は恋愛です!」

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あなたは”つみきつき”という漫画家をご存じでしょうか?

私はうろ覚えだったのですが、振り返ってみて

あぁ!!

と思い出しました。

当ブログで散々酷評した「JKだって落語がしたいっ!」の作者です。

この漫画のどこが面白くないのかと言えば”落語”という若年層にはあまりなじみがないであろうテーマを設けておきながら話の中に落語的要素が皆無だったからです。

その後に掲載された「JKだって落語がしたいっ!あなざー」ではその問題点を薙ぎ払うかの如く終始落語要素が全開で、普通に面白い漫画となっていました。

要はつみきつき先生は普通に面白い漫画を描ける漫画家ということなのでしょう

”JKだって”の時は力みすぎていたのかな?

そんなわけか、今回のゲスト作は一言で言えば

”王道が過ぎすぎて逆に王道”に感じてしまうという。

私が王道と思う点は2つ。

  1. ストーリー
  2. 登場人物のキャラクター

 

まずストーリーの点から。

最後のページを見た時、ふと思いました。

あれ、これギャルゲーかな?

「おちこぼれフルーツタルト」なんかがいい例だと思うのですが、例えば主人公が異常なヤツだと自然と周りに集まる人物も異常者が増えていきます

主人公のキャラクターに負けず劣らずなキャラクターを持つ人物を出さないと、人物間の話がまともに進みませんから。

今作の主人公”右京 さがり”は恋愛にまったく関心のないがり勉堅物系女子高生です。

そんなヤツが恋愛を強制される状況に強制連行され、ご都合主義よろしくポンポンと現れる4人のカップリング候補生たち。

あれ、これギャルゲーかな?

もちろんゲスト3話で最低限漫画として形にまとめなくてはいけないので、”ご都合主義よろしくポンポン現れる”という言い方は不適切というか、そうあるべきなのですが、逆にそれがギャルゲーっぽさを助長させてしまっている感が否めません。

どうして最初の方におちフルを例に出したかというと、他の登場人物のバランスは主人公ありきで決定するからです。

今作の場合主人公は恋愛に興味がないわけですから、他の登場人物はそれぞれ違うアプローチで主人公をその気にさせなければいけない訳です。

全く同じアプローチなら4人もいりませんから。

 

そういう訳で登場人物のキャラクターについて。

この作品のキャラクターはあまり冒険はしない、いっそ堅苦しい程に基本に忠実だと思います。

事細かに書いていっても字数をただ重ねるだけなので簡潔にまとめると、

  • 相楽 りっか = 典型的なヒロイン系
  • 丹波 こねみ = 典型的なちびっ子系
  • 伏見 しらべ = 典型的なマイペース系
  • 久世 なとせ = アホ

各キャラでいう”典型的”というのは、例えば”伏見 しらべ”を引き合いに出すと、マイペース系のキャラクターによくみられる以下の兆候

  • ジト目ともいえる目
  • 他の人よりも大きめなバストサイズ
  • 不思議な世界観持ち
  • なにかと突拍子もない

を網羅しています。

登場コマ数たったの5コマでこの辺を明らかにしちゃっています。

他のキャラも簡潔にどういうところに王道的要素があるのかと言えば、

  • ヒロイン系 = 結構簡単に主人公に惚れる
  • ちびっ子系 = 我が強い。ツインテールだとなおさら
  • アホ = アホ

うん、忠実だ(個人の見解をたらふく孕みます)

 

恋愛を促す恋愛学の名門校が女子高だったり、カップルになる事を強いながら生徒の数が奇数だったりと、”ん?”となる点はいくつかあってもそれが逆に読者に強烈な印象を植え付ける要因になりえると考えれば良いのかな。

”落語”では散々なことをやってくれたんだから、仮に連載まで続かなかったとしても有終の美を飾って欲しいところです。

 

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最後の1コマが王道的過ぎて、読んでいる最中にも関わらず席を立って部屋中を歩き回っていました。

こんな興奮久しぶり。

 

きらら展、またいつかやって来るよね・・・?

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まんがタイムきらら展in新潟が閉幕してもう1か月経とうとしています。

早ぇ。

特に新潟だったから残った思い出とかはなくて、最近思うのが、

はなこのアクリルスタンドがもう40個くらい欲しい

ってことばかり。

缶バッジのほうはもう諦めた

運要素が強すぎるし。

でもアクリルスタンドは金を出せば出した分だけ手に入るからさ、絶対に数を確保できるアクリルスタンドがもっと欲しいと思うのはある種自然の流れだと思う。

その為にはまずきらら展をもう一度開催してもらう必要があるわけですが、それって叶いますかね?

新潟で開催すると知った時、20周年を迎える2023年に向けて2018年に東京で開催したきらら展と同様のモノを全国各地でやるんじゃないか。

つまり

2019年 大阪

2020年 新潟

2021年、2022年 北海道、福岡

2023年 リニューアルしたきらら展in東京

みたいな流れを予想していたのですが、この予想が当たってくれたらどれだけ良いか。

いや地理的な事を考えたら北海道に福岡は行くことすら難があるけど。

でももしまたきらら展を開催してくれるなら不毛な出費を惜しむことなくしていきたい所存にございます。

 

アクリルスタンド1個で1200円だから40個買えば48000円。

複製原画2枚買っておつりがくる価格です。

高ぇ。