ところてんに黒蜜かける関西人とは分かり合えない。
21年5月号『まんがタイムきらら』
思い返せばあれから1年以上も経ったんだなって。
ひがえり異世界と魔女の本
ゆうきそにすけ先生といえば私の知っている数少ない同人サークル「おんそく」で同人活動をしている漫画家さんです、多分ね。
1年以上前、同じく『まんがタイムきらら』にて「にじいろコラボレイト」なる漫画を短期連載していました。
個人的にタイトルから展開まで結構好きな漫画だったからこそ、連載に繋がらなかったのは残念極まりないところですが今度こそ日の目を見て欲しい、そんな欲求。
細かい感想は抜きにとにかくヒカリが可愛いから刮目して。
先生の描く垂れ目の破壊力はすさまじいと思う。
これは学会に報告案件でしょうか。
ついでに首までウインドブレーカーみたいなので覆っているところとかね。
久しぶりにキャラデザに一目惚れです、ありがとうございました。
男女隔たり無く接するところとか、陰の者である私にはまぶしすぎていけねぇや。
逆にキャラクターで言うと他の2人、雷斗と音葉。


この2人はどうにも冒険心が強すぎるというか、どうして一般社会で生きてこれたのかがいっそ不思議なくらいモノを知らなそう。
どんなに大層な理由があったって、今まで足を踏み入れたことのない土地に生えているキノコを生で食べようとは思わないでしょ普通。
キャラ付けだとしたら露骨すぎるというか。
ヒカリは2人を観察した上でなにやら素質アリと判断したようですが、考えを改めただのバカかと伺っています。
これは問答無用で決めつけて良いと思う。
おまんらはバカだ
と。
ここまでは登場人物にスポットを当てた感想です。
ここからはストーリーに関して。
私は毛嫌いというか食わず嫌いしているのでまったくこのジャンルは見たこと・読んだことがないのですがこれも立派な異世界モノだと思われます。
でもこういう箱庭系というか、非常に限定的な異世界モノって他にはなかなか無さそう。
いや知らんけどね、私にとってまったく未開のジャンルだから。
1話時点でこの漫画面白そうだなぁと思った点が2つあります。
1つ目はヒカリの立ち位置。
タイトルにもある通り異世界と別に魔女というワード、というか存在?も重要な意味をもっていることは明白です。
ところがタイトルには「魔女の本」とありながらヒカリは「異世界の本」と呼んでいますし、この話の中で「魔女」というワードは1回も出てきていません。
それにヒカリ自体異世界の事について完全に把握できていなさそうなところに、異世界研究部、つまり部として活動していることから顧問もいるであろうこと。
根本的に、当たり前に出てきた異世界ゲートだとかどうして毒薬を作る材料を獲りに来たのか、みたいな明かされていない背景や未出の単語もあることから、ヒカリ以上に異世界事情に詳しい人が出てくるのは確定的ということになります。
仮にそれが顧問となるのなら、ヒカリは、
バカ2人 < ヒカリ < 顧問
というように知識の面で上にも下にも誰かがいるという立ち位置にいます。
話のタイプ的に、なにも知らない人、そこそこ知っている人、滅茶苦茶知っている人の3種類の人が出てくるのはおかしなことではなくて、じゃあどうしてヒカリの立ち位置が良いと思ったのかと言えば私がヒカリを推しているからです。
この「そこそこ知っている人」ポジはね、色々おいしいポジなんですよ。
人に指導もできるし(ちょうど1話目みたいに)、知識が欠けているぶん伸びしろもあります。
これってあらゆる面で成長できる可能性を孕んでいるということですから、今後ヒカリが滅茶苦茶活躍するシーンとか出てくるんじゃないの?
そこに期待。
続いて2つ目の点についてですが、これは1つ目を書いている最中に忘れたので割愛します。
多分1つ目のどっか氏らの部分に吸われたんだと思う。
我ながらなにを書こうとしたんだろうね?