【キャラット6月号】化けキャラは新しいムーブメントを引き起こすポテンシャルを秘めている気がする【感想】
CSM戦極ドライバー楽しみだなぁ。
21年6月号『まんがタイムきららキャラット』
先月刊行された月刊きららの中じゃ圧倒的にキャラットの圧勝でしょ。
というかラインナップが強すぎる。
私の目次
きらら・MAX・フォワードは個人的に優劣をつけて読む順番を決めていましたけれどキャラットなら何も考えずに頭から読んでも損はないはず。
漫画「ワンピース」でいうところの赤髪海賊団みたいな漫画だからキャラットは。
赤髪海賊団とは・・・
死神ドットコム
漫画には漫画ごとに特色があるわけで、その特色に沿った話が出来上がると漫画のクオリティというか破壊力が増すのです。
ことわざに「鬼に金棒」というのがありますよね、そんな感じです。
「死神ドットコム」って借金の取り立てに来る不良以外は頭のネジがトンだヤツばかりです。
今月号は特にそのインパクトが凄かった。
タマの周りにこういう人しかいないというよりはこの漫画にはこういう人しか出てこないというか。
で、きらら特有の見た目年齢と実年齢との間に生ずる超えようのない壁の確認も出来たわけで。
改めて読み返すと本当によくこのネームが通ったなって素人目で見ても思います。
ただ先にあげたように漫画には漫画ごとの特色があるわけで、当然編集はその辺をしっかり理解しているはずです。
どういう話でこの漫画は輝くのかということを。
このネームが通ったということはつまりそういうことでしょう。
ひだまりスケッチ
結構失礼なこと書くかもだけどお手柔らかにお願いします。
前回載ったのは21年2月号です。
ということは発売日は20年の12月です。
つまり今月号に載ったのが今年初めての「ひだまりスケッチ」だったわけですが、やっぱりボリューム不足は否めなくない?
蒼樹うめ先生が多忙なのは想像に難くないですよ。
まどマギにネット民が騒いでいる今なら特に。
でもそんな多忙な中で中途半端な枚数を描くくらいならいっそしばらく休載して他の作品1本分と同等の枚数で載せて欲しいって思ってしまいます。
自分勝手で申し訳ないですけれど。
ゲスト作
今月号スタートのゲスト作とか読み切りが今月号にはなく、そもそもゲスト作が2話しかなかったので手短に。
1話目からさしてインパクトの無かった「如月メイボは全力恋愛」に次はないでしょう。
本題はここから。
今月号に2話目が載った「ポンポコタヌキとへっぽこ王子」
1話目の感想を簡単にまとめると。
これもうまんま「裏表バケ⇔ション」だよね
で、今月号の話を読んで思ったのは、
化けキャラってウケたらとことんウケるのでは?
というちょっとビジネスライクな感想。
昨今競走馬を擬人化した育成ゲームが流行っているそうな。
それ以前から同じく動物だったり刀だったり戦艦だったりLBXだったり。
擬人化というジャンルは時に脚光を浴びながら、それでも基本的にジミジミ一定数のファンを抱えているわけです。
でも中にはそもそも擬人化というジャンルに嫌悪感を示す人もいるでしょう。
「ウマ娘」なんかはまさにその件で一時期騒ぎになっていませんでしたっけ?
記憶違いなら申し訳ない。
擬人化というジャンルはやりようによってはいくらでも話を展開できるポテンシャルを秘めたジャンルであることは確かで、それでも擬人化を嫌う人が一定数いることも確か。
そんな時に動物が人に化けるという、擬人化とは到底言い難い類の漫画がちょこちょこきららに出てきています。
それこそいつしかのゲスト作である「裏表バケ⇔ション」然り先月からゲスト作として登場しているこの漫画然り。
動物が化けているわけではありませんが同じくキャラットに載っている「みこへんげっ!」もまあ化けキャラモンですよね。
思うに動物の擬人化がウケるのって主に耳だと思うんです。
頭の左右についているヤツじゃなくて頭に乗っている方の耳です。
それは古くから続くネコ耳文化がこのことを証明してくれるでしょう。
女の子の頭に犬なり猫なり馬なりの耳が乗っているだけでもうほぼ無条件で「カワイイ」と思ってしまうよう人間の体にインプットされているのでしょう。
そんな擬人化のおいしいところだけをもっておきながら擬人化というレッテルを貼られない化けキャラって今後大きなムーブメントを引き起こすポテンシャルを秘めているんじゃないかって気が微かにしています。
この辺は書き始めると長くなりそうなので次の機会に。
ポンポコタヌキとへっぽこ王子
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ついでに「まちカドまぞく」の考察についても進展させたいと思います。
まちカドまぞく考察「暗黒役所編」
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私の予感は100パーセント外れるのでまったく当てにはしていませんけどねぇ。