量より質で勝負させていただきたく
そろそろこの子らを開けたい。
というかやっぱり3日に1度更新とかよくない。
もう1年半以上続けてきたけれど。
書ける内容に制限を設けちゃってるから1周遅れ感が強くてイヤになるのでこれからは書きたい時に書きたい記事を書いていこうかと。
これまでは誰も読んでいないことを前提に書いていましたけれど、それでも1日で多いときは600近いアクセスがあったり「まちカドまぞく」や「がっこうぐらし!」の考察は検索すると結構上の方に自分の記事が上がってきたりするので・・・。
ブロガーになろう、アクセス数を稼ごう、なんて気はさらさらありませんが、それでも誰も読んでいないことではなく誰かに読んでもらうことを前提に記事を書いていけたらいいなぁ、と。
21年7月号『まんがタイムきららフォワード』
きらら4誌の中で、載っている作品単作で見れば絵力というか、魅力に溢れているのはキャラットだとは思うのですが、1冊の漫画雑誌としてみれば間違いなくフォワードが1番面白いんですよねぇ。
というのが連載している漫画同士の相性が良すぎるんですよ。
「面白さ」の演出方法の1つにテンションの上げ下げがあります。
ドッキリ系のアトラクションによくあるやつです。
1度安心させて相手の心理状態に余裕をもたせてから一気に突き落とす、みたいな。
緩急をつけるといった方が伝わりやすいかもしれません。
このテンションの上げ下げによる面白さっていうのはテンションの最高値と最低値が離れていれば離れているほど発揮されやすいです。
もちろんこれは1つの漫画単体でも生み出せる面白さです。
でもフォワードはそれを漫画雑誌単体でやっているんですね。
やっている、というかやれると言った方が正しいです。
それをやれるだけの連載陣を備えているのですから。
今月号だとその辺が顕著に表れていたのは
「最果てのともだち」
からの「さよなら幽霊ちゃん」
でしょう。
「最果てのともだち」がそもそも話が重めなのでこれが緩急で言えば急に当たる漫画で間違いないです。
で、「さよなら幽霊ちゃん」と言えば圧倒的に緩。
緩めの幽霊ギャグコメディなわけですから、ちらほらにじめじめとした自己分析があったりもしましたが、そういうのもないと漫画的に面白くないよなぁ、とか思いながら読んでったら最後の最後に落とされて。
それからゲスト作同士ですけれど「お召遊ばせ」
からの「大家ちゃんとお姉さん」
とかもそれっぽさがありましたし。
緩急がつくというのはイコールメリハリがあるってことですから読んでて途中でダレなくなるというのが私のように飽きっぽい人からすればとてつもなく大きな魅力になるのです。
ぶっちゃけMAXは読むのが苦行。
単体作としてきららを抜きにお勧めできる漫画はいくつかあれど、これが月刊誌となると難しいわけです。
「きららを抜きに」っていやきららからどうやってきららを抜けば良いんだと。
でも最近のフォワードならそのきららからきららを抜くってことができるかもしれません。
「きららを抜く」というのは一般的にきららの作品群にもたれているイメージを無くすという意味。
間違いなく造語なので私以外に使っている人はいないはずです。
あとはちらほら細かい感想を書かせてもらおうかと。
あいらいく俳句
このコマのテンポがこれまでの「あいらいく俳句」史上1番リズム感良くて好き。
そして改めてあいママにハローワークに連行されるあいパパを見て思ったのがこの家の生計はどうやって立てているのだろうという現実的疑問。
これまでにどこかで描かれていましたっけ?
後で読み返してみます、どうせ少ない話数ですから。
お召し遊ばせ
前作の「さかさまロリポップ」然りこの漫画家さんはロリが描きたいんですかね、それともロリコンが描きたいんですかね。
どちらにしても性癖がにじみ出ているような気がしてなりません。
それでも浜弓場 双先生に比べれば遥かにマシだと思うけど。
春日 沙生(かすが すなお)かぁ、名前からじゃ性別の判断は難しいなぁ。
アネモネは熱を帯びる
来年の頭からアニメの放送を控える「スローループ」よりも勢いはあるんじゃなかろうか。
コミック百合姫を買うようになってからガッツリクるような百合はきららにあんまし求めていなかったのですが、これはこれでなんか良いなぁと。
1つ不満を挙げるとするなら単行本の謳い文句に「圧倒的百合」なんてありますけれど、いやいやいやまだまだ緩いでしょ。
性別関係なく恋愛というワードですぐに下の方に思考が働く時点で私の頭は汚れているってだけでしょうか。
恋愛といってもなんと言うか・・・爽やかな恋愛もあるのでしょうし?
でも一般的に百合、特に古典的百合に求められる恋愛は絶対濡れ場ありきだと思っている。