【きらら9月号】綺麗な絵は目を引くよねってのと今更ながらブレスオブザワイルドにハマった話【不衛生なのは、お断りです。】
21年9月号『まんがタイムきらら』
最近「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」始めっちゃったもんだから「きららとか読んでる場合じゃねぇ!」というのが正直な心情です。
っぱきらら読まないと月が始まらないって感じっすね(9月10日現在)。
けいおん!Shuffle
そういや単行本まだ1冊しか出てなかったなって。
自分のきおくが正しければshuffleの連載が始まったのって2019年の夏でしたよね?
基本きららの4コマ漫画は話数的に1年に1冊新刊が出せるんですよね。
そう考えると結構休載が多めなのかなぁと。
そうやって考えてみるときららでshuffleを読んだ記憶が曖昧になってくるのは、それは私の記憶力が乏しいからでしょうか。
もちろんかきふらい先生の都合があっての事だとは思いますが、それでももし他作品波にペース良く連載が続いていればきらら展in新潟や名古屋でshuffleも展示がされていたんだろうなぁと考えるとちょっともったいないなぁとも思えたり。
ところでshuffleは結構話を丁寧に、というかけいおん!に比べてゆっくり物語が進んでいるイメージがありましたが、それでも単行本2巻目の内容にて紫たちは2年生になっていますから、案外ゆっくり進めている訳でもないみたいですね。
それを言ったら「ゆゆ式」なんか時間の概念すら壊れていそうだけれど。
不衛生なのは、お断りです。その1
まず本編の感想の前に気になった点を1つ。
この漫画の煽り文なのですが、
連続ゲスト3話のうち、冒頭2話を今月号同時掲載!
これ「冒頭」の使い方おかしくねぇか?
3話の内の2話ってもうほぼすべてですよ?
67%ですよ?
感想を書いていく前にざっくり1話目のあらすじをまとめておきましょう。
高校に進学した「築橋つぐは」の隣の席の子「白河鑑花」は極度の潔癖症。
入学式の日に痛烈に拒絶されるもつぐはは折れず、機会を伺っては仲良くしようと試みるも空振りに終わってばかり。
鑑花との距離を縮める為にお揃いのトング(超抗菌)を買うも誤って鑑花の胸をもんでしまい校舎裏に呼び出されることに。
いわゆる「百合モノ」と言いますか、こういう女の子同士が性的にではなく好意的に触れ合うような類の漫画はそのキャラ同士の距離感の変化の仕方というのも読んでて注目するべき点であります。
それこそちょっと前にゲスト掲載していた「黒百合クロニクル」のように狂気的なものも良いし「GA」のように自然体な感じのも良いのです。
特にこの漫画の場合つぐはのお相手になるであろう鑑花に潔癖症という強靭な見えない壁が存在しますから、この壁をいかにつぐはが素粒子のようにすり抜け鑑花との距離を埋めていくのか、というのが注目すべき点の1つになるのだと思います。
ちなみに潔癖症ということもあり鑑花から距離を置かれているつぐはですが、
私の目で見てもコイツは細菌とか抜きに不衛生だと思った、初見で。
不衛生なのは、お断りです。その2
2話連続掲載ということで次いで2話目。
こちらも感想の前にあらすじを少々。
校舎裏に呼び出されたつぐは。
なんでもする、というつぐはの言葉に対する鑑花の返答はネコを触ることを教えて欲しいとのこと。
ネコとの奇怪な交流を終えた後、自分がどのようにして人と距離をとるようになったのか告白した鑑花は、つぐはとの距離を小指1本分だけ縮める。
長めの読切かな?と思えるくらい2話で綺麗にまとめてきましたねというのが2話目を読み終えての感想です。
まあ掲載時点では4話目を描けるかどうかは分かりませんし、そういうメタ的観点から見ても納得の終わり方です。
でもこれは4話目ありそうですよね。
作者のかとろく先生がこの漫画で2話をかけて描きたかったことが次の1コマに集束しているように思いました。
というか見事な1コマだと思います。
人との距離を埋めることに不慣れな鑑花のたどたどしい感じとつぐはの内心が駄々洩れです。
最後にバカっぽい感想も書いておきますが、綺麗な絵を描く人ってやっぱりいるモンですね。
美麗な絵は無いように関係なく人の視線を集めますもんね。
それでも私は低頭身が好き。