きらら探求軍〜細々と息をするオタクの足跡〜

主にまんがタイムきららコミック、ウマ娘に関することをぼそっと書いています。ちょこちょこyoutubeにも投稿していたり。

【キャラット11月号】今月号は魔法少女強化月間でも敢行していたのかしら?【読切・ゲスト感想】

今月号のキャラットはなんだか少女漫画みたいだなぁというのが一貫した感想。

以下が目次。

 

 

 

 

 

21年11月号『まんがタイムきららキャラット

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もう今月号のキャラットが発売されようか、というタイミングになってしまったのは、最近になって相棒にハマったり動画づくりに力を入れるようになったからでしょう。

是非とも良しなに。


www.youtube.com

 

見えぬ明日も一歩から

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盲目の少女”カオ”が自分が描いた色づいた未来を夢見る、そんな漫画。

シンプルで分かりやすくて読みやすい漫画だったぁというのが初見の感想。

そして2度、3度繰り返し読んでもこの感想は変わらなかったので、正しい感想なのだと実感しています。

あとは絵の雰囲気が黒宮魚先生に似ているなぁとか。

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面長で目が大きいところとかが特に。

・・・いや見比べてみたらそんなに

1つずつ細かく見てみましょう。

まず「シンプルで分かりやすい」という点。

これは主人公のカオが盲目だからこそ”夢を見る”ことにスポットを当てられているからです。

特にカオの夢については頭からふわっと匂わせておいてちゃんと中頃に明記しており、同時にカオが自分の夢に対してより前向きになるきっかけとなる展開に繋がります。

次に「読みやすい」という点。

これは1つ目の点にも通ずるところがありますが、特に作中で出てくる夢が奇怪なものではなく、かつ動機もまた奇怪ではないところが大きいです。

読んでいて胃もたれというか胸やけしないというか。

特に今月号のキャラットはなぜか魔法少女強化月間でも刊行しているのか、読み切りは基本どれも味付けの濃い漫画でしたから、その中でひときわ異彩を放っている薄味漫画のように思いました(決して悪口ではない)。

強いて悪い点をひねり出すとしたら、カオが盲目であるということが画的に見ていて分かりにくかったことくらいでしょうか。

身の回りに盲目の人がいないので何とも言い難い部分なのですが、時たま普通に「これ視界効いてんじゃね」と思ってしまうコマがありました。

ま、ほんとそれくらいです。

上げ足取りもいいとこですね。

 

今日の魔法は何にする?

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はい味付けの濃い方。

初登場らしいんですけど画的に見覚えがある不思議。

他の漫画は読みませんし公式に初登場というからには初登場なのでしょう。

目の特長に引っ張られているのかしら。

さておきこれはどんな漫画かと言うと・・・。

魔法少女の使い魔見習い”こぐま”が使い魔見習い失格の烙印を押されそれを機に(?)”神代ゆま”が魔法少女となる、そんな漫画。

タイトルの「今日の魔法は何にする?」は使える魔法は1日1回限定ということを表しています。

そして作中1回も魔法は出てきません。

ま、魔法少女物はおよそ1話目は主人公が魔法少女となる経緯を描くだけに留まるのが一般的なのでそれに対して特に思うことはありません。

この漫画、「見えぬ明日も一歩から」とは正反対に画も内容も濃い味ですが、それほどくどさを感じませんでした。

それはおそらくゆま・りま姉妹のイレギュラーな事態に対する適応能力がとびぬけているからでしょうか。

あと読んでて思ったのがこの漫画の魔法はドラえもんの秘密道具みたいなポジになりそうだなってこと。

最近はドラえもん見なくなっちゃったけど基本的には、のび太ドラえもんに泣きつき、ドラえもんが秘密道具を出し、のび太のトラブルを抱えながらまた別のトラブルを発生させてしまう、という展開がテンプレじゃないですか。

それと同じ雰囲気を覚えました。

基本的にドラえもん1話で出てくる新しい秘密道具は1個。

この漫画の1日が「命短し善せよ乙女」と同様に1話で1日とするならこちらも同じく1話で魔法は1個。

やっぱりドラえもんっぽくね?

ぽかったらなんなの? とは自分でも思います。

 

七×七不思議

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この漫画は先月号にも1話が載っています。

1mrnoname.hatenablog.jp

なので1話目の感想を元に今月号の感想を書くと、めっちゃ急に終わらせに来たなというのが第一印象。

七不思議の内、残された六つを2話目で片づけてしまい、しかもその内の4つは回想で流す程度。

もうこんなのは打ち切りになったスポーツ漫画の最終話でライバル校との試合を回想でやっつけちゃうのとおんなじですからね。

頭からこういう展開だったのか、1話目のアンケート結果が奮わなかったのか・・・。

なんにしてもそれは来月号で明らかにあることでしょう。

あ、あと数日か。

じゃ、2話目だけの感想も書いておきましょう。

1話目に比べて七の中二病感が大分薄くなっているなぁ。

・・・くらい?

バンドリ!にもありましたけど、学校の七不思議なんて蓋を開けてみれば大したことではないことがほとんどですよねぇ、みたいなことを再確認した回とでも言っておきましょうか。

こっちはガチで幽霊出てるけど。

あちらも最後の最後にガチ目のが出ていましたっけ。

じゃこちらも最後の最後にガチ目のが出てくるのでしょうか(いやもう出てんだって)。

2話目の段階で七不思議の内六つが解決し、残すところあと1つとなりました。

順当に考えれば”美徳白子”が七つ目の七不思議に関与しているのでしょう。

1話目でも七に「もしかして見えるの?」とか言っていますし。

この子自体が生霊とか?

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この前の七の中二病全開フレーズで”亡者をまとめて屠る”とか言っているのでこの発言に上手いこと被せて、といったところでしょうか。

ここまで飄々と書いて間違っていたら恥ずかしいモンですけど。

いや、立場的に恥じることはなにもないか。

 

まとめ

今月号のキャラット、最初に最初の感想を言っておくと表紙が怖い

特に紡の笑顔が嘲笑にしか見えん。

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といったところで今回はここまで。

ここまで読んでくれた方ありがとうございました。

でわでわ。