きらら探求軍〜細々と息をするオタクの足跡〜

主にまんがタイムきららコミック、ウマ娘に関することをぼそっと書いています。ちょこちょこyoutubeにも投稿していたり。

【フォワード1月号】今月号は良作揃いじゃないですか!?【読切・ゲスト感想】

今年も残り1ヶ月切りましたね。

以下が目次です。

 

 

 

 

 

22年1月号『まんがタイムきららフォワード

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明けましておめでとうございます。

これ、あと2回も言えるんですね。

 

まもってください勇者さま!

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読んでて色々盲点だったなぁと思わされる漫画でした。

ちなみに作者のちなみうら先生、再登場らしいんですけどやっぱり前作の記憶がございません。

簡単にあらすじをまとめましょう。

おそらくスターウォーズなみに遠い昔のこと、数人の勇者に滅ぼされ、現世に記憶のあらかたを無くした魔王=真緒が勇者の子孫たちから、真緒と同様に記憶のあらかたを失った勇者の子孫兼生まれ変わりのユエに守られる漫画。

盲点だったなぁと思った点1つ目。

勇者の子孫が複数人いるということ

この漫画の場合勇者が複数人いる、という前提はありますが、仮に勇者が1人だったとしてもその子孫が1人である必要性ってないんですよね。

なんとなく”勇者の子孫”って特別な感じのある肩書ですし、それを背負えるのは1人だけ、なんて思っていましたけれど勇者も普通に人間なんだし、そりゃ子孫が複数人いる、というか枝分かれしていてもおかしくはないよな、と改めて思いました。

我々の世界にも「クォーター」って人はいますしね。

そう考えると勇者の子孫の中にもかなり明確に強弱の隔てがありそうな気がします。

やっぱり最強は直属の子孫でしょうか。

盲点だった点その2。

そもそも勇者が1人である必要がない

やっぱり勇者ってどこか特別な感じのする肩書ですけど、そもそも何をもってその人を勇者というのか、という話ですよね。

魔法使いは魔法を使えるから魔法使いなんです。

猛獣使いは猛獣を従えられるから猛獣使い。

それなら勇者は?

勇気がある人が勇者でしょうか。

確かに魔王を倒しに行く、というのは相当な勇気が無くては無理な事でしょうけれど、ヌメヌメしたものが嫌いな人からすればカエルを触ることだってかなりの勇気を要するはずです。

そう考えると勇者って結構軽い肩書だな。

あと魔王に惚れた勇者の姿に「まおゆう魔王勇者」をなんとなく思い出しました。

全然毛色は違うけど。

これ続きあるんですかね。

順当にいけばユエは自分と血がつながった子孫とも争うことになると思うんですけど。

その子孫が例え魔王好きであってもアレルギーレベルに魔王を嫌っていたとしても、どっちに転んでも面白そうとしか思えないからこの漫画は凄いと思います。

続きがあるといいな。

 

魔性なカノジョの裏腹

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こちらは盲点というか、新しい攻め口のように思いました。

ネコ好きの”片桐みき”がみきに対して警戒心強めの彼氏の妹”藤原芽衣子”を攻略しようとする漫画。

なんか字面強くないですか。

”彼氏”という”繋ぎ”がいるからこそ、みきと芽衣子双方に新しい接点ができ、かつ交わらざるを得ない状況を生み出しているのですね。

あとシンプルに絵が描けるってそれだけでステータスになるんだなって思った。

この漫画が全体的にどこか大人の余裕をもったみきが子供っぽい芽衣子を転がすように話が進んでいくのですが、この2人の雰囲気の描き分けがすごく成されているなぁとか思っていました。

次のコマとかそれが顕著だと思います。

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実年齢的にはこの2人にそこまで差は無いはずです。

中二と高校生ですから。

この雰囲気の差はどこから来ているんでしょうね。

肩幅か、目の位置か、髪型か・・・?

シンプルに身長差とか。

なんにせよ絵師ってすごいなって思いました。

そりゃ仕事にもなるし専門学校もできるよ。

こちらは確実に次の話がありますから。

水族館かな。

なんにせよ楽しみ。

 

まとめ

以上2本が今月号に載ったゲスト作の全てです。

今月号程載ったゲスト作すべてに感銘を受けた号が久しぶりかもしれません。

いや初めてか?

たまにページの埋め合わせ的に載せただろ、みたいな漫画もありますから。

「きゃんでぃ!」とかね(絶対忘れんぞ)

厳選された感があって今月号はとても面白かったです。