【キャラット1月号】ものすごく将来性が気になる漫画家が登場した今月号、自分の精神状態に非凡なものを感じた今月号【読切・ゲスト感想】
ゼンハイザーのmomentum true wireless 2良いっすね。
以下が目次です。
22年1月号『まんがタイムきららキャラット』
アニメ「RPG不動産」が再来年から放送されるそうで。
今告知が入るってことは放送時期は遅くとも夏ごろでしょうか。
個人的にかなり期待値の高い作品なだけに楽しみ。
キミと歌うシネマ
ものすごく粗削りな漫画だなぁというのが最初に読んだ時の感想です。
2ページ目から過去のシーンが始まるのですが、1ページ目にその導入が無いので時系列的に展開が急だったり、その過去のシーンも展開が急で謎にスピード感はあってもあっさりしているし、あと次の2コマ。
過去のシーンが高校生の頃の話で現在20歳と明かすなら「数年後・・・」っていらないと思うんですけど。
高校生の間の出来事ということは年齢も15歳~18歳に絞れる訳で、空いた期間も2年~5年と、当然絞れます。
だったら具体的に年数を明かして良くないですか。
ここに含みをもたした意味ってあるのでしょうか。
正直この3年に含みをもたせるだけの価値があるとは思えませんが・・・。
と、色々書いてきましたけどとても良い漫画だと思いました。
粗削りだけど。
なんと言うか、内容的にはどうかは分かりませんが、空気系の漫画を読んでいるなって感じがします。
登場人物に特別なものを感じないというか、登場人物が少なくても展開的にご都合主義な感じはあんまりしなかったです。
悪く言えば読みごたえがないってことなのかもしれませんが、特別な事情もなくただシンプルに音楽やってるって感じがしてすごく好きです。
漫画として全体的に粗削りな感じが強い分今後の進歩が非常に気なるところでもあります。
もしも今後もきららで描き続けたらつみきつき先生みたいになりそうな感。
今後の2話目、3話目で気になるところを挙げるとタイトルにある「シネマ」という単語の意味。
これから撮るMVを指しているのでしょうか。
あとタイトル下にある英字。
潰れてて読めません。
無田さんは生きづらい
なんかものすごくきららっぽくないゲスト作が出てきました。
なんというか、ものすごくエッセイくさい漫画です。
マジで「ちびまる子ちゃん」みたいに脚色されたエッセイ漫画って言ったら通じるんじゃないのかな。
主人公ともいうべき”無田 律”はアダルトチルドレンという、医師によるカウンセリングが必要な類の精神状態にあるようです。
アダルトチルドレンとは機能不全家族の中で育ち生きづらさを抱える人のことをさします。
まさかタイトルにアダルトチルドレンが潜んでいたとは。
ちなみにそのアダルトチルドレンの特長、作中に出ているのは、
- 何を考えているか分からない
- NOと言えない
- 人前で話せない
- 他人の顔色を伺いすぎる
- そもそも価値観や自分の考えがない
などなど・・・。
私じゃない!(KNN姉貴的)
別に虐待とかされた記憶ないんですけど・・・。
というか「そもそも価値観や自分の考えがない」という点についてはまったく当てはまらないし。
ま、そういう人もいますよね。
まとめ
今月号はゲスト作こそ多かったけれどもしっくりくる漫画は上の2本しか無かったです。
いったらなんですけど「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」ってのは漫画には通用しない気が・・・。