「ぼっち・ざ・ろっく!」も今年ですね。
以下が目次です。
22年2月号『まんがタイムきららフォワード』
もう今週から始まるんですね「スローループ」。
私、アニメはまとめて観たい派なので観るのは多分2月末位からかと思いますけど。
そして「ゆるキャン△」の映画も今年の夏公開と。
どうせDVD出るまで観ないと思いますけど。
どうせ近くの映画館じゃやらないだろうし、普通の邦画と違ってこの手の映画はなんというか、観に行っている人同士に謎に同じ穴の狢感があって雰囲気が苦手なのです。
「ゆるキャン△」でこれだったか間違いなく「わたてん」は無理でしょ。
寿司ウォーズ
久しぶりにタイトルに惹かれました。
言うほど久しぶりでもないか。
きららでグルメを題材にした漫画というと、同じくフォワードに「すぱいしーでいず!」がありますが、もっと前に「タベモノガタリ」という漫画が連載されていました。
検索してもまったく出てきませんでしたけど。
何故か「タベモノガタリ」を思い出したんですよね、この漫画を読んで。
題材が寿司で私が初めて読んだであろう「タベモノガタリ」も回転ずしだったからかと思われます。
自分語りはひとまず置き、どういった漫画かご紹介しましょう。
父親が寿司屋を営む”琴吹つかさ”が友達の”伊咲アリサ”が回転寿司に行くっていう、そういう漫画
最初は変にゴテゴテな寿司に抵抗感を示すも最終的にそんな寿司に1歩歩み寄る
内容的には結構、いやかなり薄味な漫画です。
タイトルにウォーズとありますけどレベル的にはディペート程度です、「寿司ディペート」。
寿司のことを”芸術品”と例える人もいますし、そういう寿司を幼いころから見てきた人からすれば回転寿司のジャンキーなネタに抵抗感を覚えるのは至極当然のことなんでしょう。
寿司をよく知らない自分から見ても作中に出てくる「エビアボカド」とか「炙りサーモンバジルチーズ」とか「ハンバーグ」は理解しがたいんですけど。
名前とキャラデザを寿司の好みに合わせて対比させるようにしているんですかね、これ。
シンプルな寿司を好む、黒髪で制服をまったく着崩さない”琴吹つかさ”
それに対し回転寿司の変わりタネを好む、謎色髪で制服を着崩した”伊咲アリサ”
アリサに関しちゃ名前的に日本人感ないし。
であれば、これは難しい話なのかもしれないけれど、しずくが好むシンプルな寿司の話ももっと前に出せたら良かったのになぁとか思いました。
フィールド的に完全にしずくアウェイだし、しずくは変わりタネに理解を示したのにアリサはそういう様子一切ないし。
なんかただただしずくがただの堅物にしか見えないのがちょっと残念に思いました。
ただ私は読者の感性のほとんどがしずく側に寄っていると信じたい。
あとこれは個人的に前々から思っていたことですが、「回転寿司」に対し板前さんが目の前で握ってくれるようなお高い寿司を「回らない寿司」って言うのはひどいと思います。
なんで後での回転寿司が日本の寿司のスタンダードみたいな立ち位置にいるのでしょう・・・?
変わらない約束と変わる私たち
硬さを感じるタイトルを見るとなんとなく者に構えてしまう自分がいるのですが、最初の一文とタイトル、
そして2ページ目を見ると、
斜に構えるどころかむしろ前のめりになれそうな漫画なのでは? と予感が走りました。
ありがとうございました。
一歩踏み込んでたらコレ百合姫案件だったのでは?
こういうので良いんですよ、こういうシンプルなので。
この漫画に関しては感想を言語化するのはかなり難しいので実際に読んでもらいたいところですね。
いやマジで。
良いぞ。
冷静になると、逆にきららでここまで綺麗な百合ものって浮くんじゃ・・・? とか思いました。
個性強めの多いですから。
別にこの漫画の続きとは言わないまでも、こんな感じの、まさに正統派な近代的百合漫画を是非とも七赤先生にはきららで描いて欲しいですね。
今のきららを百合と言う人達に新しい刺激を提供できるのではないのでしょうか。
ぶっちゃけ百合姫の百合ものが良いのか、と聞かれるとそうでもないのも多いしね。
まとめ
今月号は豊作ですね。
基本読み切りでしたけれど。
やっぱり生臭さの無い百合ものって良いですね、って新年早々なに考えてんだ。