【キャラット2月号】「異世界イーツ」と「おふらいん」【読切・ゲスト感想】
最近ウマ娘に絞ったブログを始めました。
以下が目次です。
22年2月号『まんがタイムきららキャラット』
今月号の表紙、見覚えあるなぁと思ったら21年11月号の表紙でした。
見比べたらたいして似てねぇ。
異世界イーツ
タイトル見て素直に思った。
注文どうやって受けるんだろう?
と。
あとマスクが不要な異世界良いなぁとか。
作者は同じくキャラットで過去に連載経験のあるうら先生。
前回の連載作「魔王の娘からは逃げられない」は現世と異世界とを交互に行き来できる人が主人公でしたが、今回は異世界に永住することを決意。
このご時世を鑑みればこの判断は二重丸でしょう。
自分ならそうするだろうし。
とまあ自分語りはここまでにしてこの漫画の感想を書いていきましょう。
なんと言いますか、無難に良い話ですよね。
1度は捨てようとしたものをまったく別の局面で見直すという話は。
この部分を描くために必要な要素を本当にただの要素として扱っている点に好感がもてます。
異世界に来ちゃったことや自転車が謎のパワーアップをしたことなんかですね。
ただ自転車の件はいらないような気はしました。
その件を入れるくらいなら、例えばどんな悪路でも苦楽を共にしたこいつ(自転車)となら乗り越えられる、みたいなさ。
そういうベタな展開の方がハマったりするのかな、とか思いました。
書いてて我ながら恥ずかしいくらいベタだな、とか思いましたけれど、そもそもこの漫画のコンセプト自体かなり分かりやすいモノですし、これくらいベタな方がやっぱりハマる気がします。
あとこの一コマが好きです。
「ペチーン」って。
「ペチーンッ」じゃなくて「ペチーン」なところが好きです。
非力な感じが出ていて。
おふらいん
空紅先生、再登場ということで、やっぱり前作に覚えはなかったのですが、絵的に見覚えがあります。
調べてみたら21年11月号に「見えぬ明日も一歩から」という漫画が載っているようです。
盲目の少女が歌手を夢見る漫画ですね。
先に簡単にあらすじをば。
コンピュータウイルス「リネ」が「未来つむぐ」のパソコンの中に居つく漫画。
今回の漫画は前回のようにドリーム感のあるものではなく、コンピュータウイルスの擬人化漫画です。
いよいよ擬人化って懐が深いなって。
それっぽいことは過去にも書いているのですが、やっぱり擬人化の可能性は無限大だな。
しかしこれはどうやって会話しているのだろうか。
近未来のコンピュータだったら普通にこういうことできそうで、そういうところにも可能性を感じました。
何故か不思議とキングダムハーツに出てくる方のトロンを思い出しました。
なんかこういう感じの、
漫画かアニメを遠い昔に読んだ、或いは見た記憶があるような、ないような。
そこはかとなく先の展開を予想できそうな要素を散りばめているのが、読んでて面白いなぁと思える要素なのでしょうか。
リエが暗号化したデータがつむぐの「個人情報」と「秘蔵ファイル」であり、リネの目的がパソコンの中に滞在することだとすると、つむぐの個人情報や動向に関心がある人がリネをパソコンに送り込んだと考えるのが妥当ですし、そうなると最後の最後に出てきたつむぐの憧れの先輩がヒジョーに腹黒そうな雰囲気を醸し出しそうで続きに期待です。
まとめ
新規策や続きがあるゲスト作を除けば、今月号で花開いたゲスト作は無さそうで残念です。
ただまあ正直納得はできてしまっていますが。
そして改めてcomic FUZの使い勝手の悪さを痛感しています。
リニューアルするのは良いけど無駄な改変を加えるなよ・・・。