【きらら2月号】「甘く溶けたら完成です」【読切・ゲスト感想】
最近うまよんのブルーレイBOXの購入を検討しています。
シリアルコードはともかく漫画の方が気になる・・・。
以下が目次です。
22年2月号『まんがタイムきらら』
ああ
甘く溶けたら完成です
あ、ロリポップだ!
というのが初見の感想です。
もはやこれは感想ではないですね。
じゃあちゃんとした感想を書きましょう。
う~んって感じ・・・。
簡単に内容をまとめると、
どういう訳か女学生「みう」を名称不明の「幼女」が自宅(?)に監禁する
といったもの。
題材的にかなりそそるものがありますし、実際面白かったんですけれど、それでも結果感想が「う~ん」となってしまう理由を2つにまとめました。
まず1つ目。
結局話の真意がよく見えない。
幼女の正体、監禁場所の詳細、そもそもどうして監禁したのか。
正体というのは、例えば「お母さん」という言葉に反応したり「帰りたい」という単後を嫌ったりしている理由。
ネットワークを完全に断ち切った監禁場所の詳細。
動機はその字面の通りですね。
これが仮にこの先2話、3話と続くのであれば全然気にならない要素なんですけれど、どうも来月号からまったく別の新作が3話連続ゲストとして登場するみたいですし。
謎を謎のまま放り捨てられたらそりゃ「う~ん」となると思うんです。
次に2つ目。
この漫画の面白さには幼女が女学生をペットとして監禁するという、狂気じみたものが大きく貢献していると思うんです。
だったらその「狂気」をもっと全面的に出せるような描き方ってあったと思うんです。
例えば最後の4コマ2本。
この4コマだと、
- 右3コマ目の幼女の顔を素面にする(ちょうど左2コマ目の顔のように)
- 右4コマ目の様s所のセリフを波線で略さず、短くても良いから漢字を交えた文章を書く(基本幼女のセリフはひらがなのみで構成されているので感じが交わるだけでインパクトは増す)
みたいな感じでしょうか。
あるいはその前の4コマに幼女の心情が描かれていますが、この時のセリフに漢字を入れるというのも効果的かもしれません。
それだけで幼女の二面性が出てきますし、表の顔でかわいい女の子を描いている分、漢字一文字がもつ破壊力も増すと思います。
あともう1つ気になる事があるとしたら内容とタイトルが噛み合っていない事。
ただこれに関しては私の読解力が足りていないだけかもしれないのでもう少し時間をかけて読んでみようと思います。
なにか発見があればいいな。
まとめ
他の読切・ゲスト作にはあまりピンとくるものが無かったので今回はここまで。
しかし「甘く溶けたら完成です」はなんとなく、ちゃんと読めばそれなりの見返りがあるような気がしてなりません。
もしそうでないというのならいち早い情報提供望みます。