きらら探求軍〜細々と息をするオタクの足跡〜

主にまんがタイムきららコミック、ウマ娘に関することをぼそっと書いています。ちょこちょこyoutubeにも投稿していたり。

【キャラット3月号】「ひなたっこ」と漫画を通したトリップ体験【読切・ゲスト感想】

Apexランクマッチポジ。

以下が目次です。

 

 

 

 

 

22年3月号『まんがタイムきららキャラット

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もう四月から「RPG不動産」のアニメが始まるんですね。

他にもまちカド2期とか、映画「ゆるキャン△」とか。

今年の映像作品は豊富なんですね。

 

ひなたっこ

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上原里穂先生は再登場ということで、やっぱり私の記憶にないわけですが。

でも絵的には確かに見覚えあるような気がします。

前の漫画はどんなのかは分かりませんが、今回の漫画は保育士を目指す女子高生が活躍するという、なるほどちょっと珍しさを感じる漫画です。

少子高齢化社会とか言いながら保育士の数は不足しているようですね。

資格を保有しながら保育士になっていない人が多数を占めるようなので分母が足りていないというわけではないのでしょうけれど。

少しは漫画の話をしましょう。

私は保育関係の仕事にまったく興味がありませんので知らなかったのですが、実際に保育コースを学べる高校は存在するんですね。

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となるとこの漫画に期待しちゃうのが上原先生ははたしてこの手の高校の出身なのか、あるいは身近に関係者がいるのか、ということ。

例えば得能正太郎先生は過去にゲーム会社を経てイラストレーターとなり、その時の経験をもって描いた漫画が「NEW GAME!」となります。

もちろん多分に脚色はしているのでしょうが、それでも話作りの根底には過去の経験が存在しているはずであり、およその日本人が知る由の無いであろうゲーム制作の裏側をコミカルに描いたからこそこの漫画はヒットしたのだと考えられます。

自分の知らない世界を題材にした漫画と言うのは、それだけでも魅力を感じてしまいます。

言ったら漫画を通したトリップ体験みたいなモンです。

でもそれはあくまでも”感じる”だけでそこから引き込もうと思ったらその業界に関する鮮明な知識が必要になります。

はたして上原先生にはそれがあるのでしょうか。

読んでみた感じ・・・分からん

この話の中で出てくる”保育美術”という授業。

課題は”ボードを使った壁面装飾作成”というもの。

これは多分保育コースとか知らなくても描けそう・・・じゃない?

”保育美術”というワードは私が調べた限り造語っぽいですし、保育園児ってボードになにかを描いたり貼ったりなんてことするんでしたっけ。

もちろんするんです! と言われれば返す言葉はありませんし、そもそも1話のみの感想ですから、これが2話、3話と続けば作者の知識の程度が伺えるのに、と思いました。

漫画として普通に面白かったんですけどね。

まあいっても”普通”です。

保育コースってこんな感じなのかぁみたいな体験は無かったです。

 

あと細かいところで整合性をとっているのが好き。

例えばこのセリフ。

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「提出期限なんて書かれてないじゃん」とか思って前のページを振り返ってみると確かにセリフでは名言されていませんけれどしっかりホワイトボードに提出日が書かれていました

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こういう細かいの好きです。

 

まとめ

今月号にも新連載の報せは載りませんでした。

キャラットに新風が吹くのはまだ先か。

いまのところキャラットで長期連載と言ったら「ひだまりスケッチ」と「キルミーベイベー」くらいですか。

どっちが先に終わるんだろうなぁ。

絶対ひだまりだ。

連載ペースを考慮しても絶対にひだまりだ。