【MAX5月号】「サキュバスなんてもうこりごり!」と小林製薬【読切・ゲスト感想】
あつ森は時間を溶かしますなぁ。
以下が目次です。
22年5月号『まんがタイムきららMAX』
ジャンプとかだと掲載順が人気順みたいなところありますけれどきららも同じなんですかね。
だとしたら頑張ってくれよ「六条さんのアトリビュート」。
サキュバスなんてもうこりごり!
「なんか見覚えあるな」とから始まり「あ、やっぱり気のせいでした」と続く怒涛の展開が持ち味とも言えるのがこの漫画。
1話目に限った話でしょうけれど。
あらすじ
主人公の女子高生「両角 裕香(もろづみ ゆうか)」にある朝、立派な角が生えそろう。
両角はサキュバスの母親と人間の父親をもつ異種間ハーフであり、母親と同じくサキュバスとなったのだ。
サキュバスとは「えっちな悪魔」であり、人に触れると相手を発情させてしまう能力をもつ。
えっちな悪魔になる事に抵抗感を示す両角に対し、悪魔の王「サタン」が元に人間に戻るために提示した条件は「一年間人間とスケベして集めた精気を納品する」ことだった。
見覚えのある初動と意外と新な感覚
多分この漫画を始めて読んだ人はもれなく「まぞくに感化された人が描いた漫画かな」と思うことでしょう。
そう思いながら読んでいると3ページ目あたりからなんとなく新しい感覚を味わうのです。
思えばきららでここまでセクシャルな表現が多用された漫画って他にあるのでしょうか。
あっても「おちこぼれフルーツタルト」とか同じくMAXだと「私、異世界で奴隷にされちゃいました(ry」くらいでしょうか?
1つの小ネタとしてそれっぽい発言をすることはあってもここまでド直球なモノはちょっと私の弱い頭では思いつきませんね。
あるのかもだけど。
「マグロちゃんは食べられたい!」より
多分隠し子とかめっちゃいそう
さて、娘がサキュバスとしての才を開かせたことを知り、母親は赤飯を炊こうとするなどちょっとお祝いムード。
この辺の流れを見るに多分両角がサキュバスになったのは先祖返り的なのじゃなくてある程度時間が経つと自然となるのでしょう。
で、娘がサキュバスとなり、まるでこれまで堪えてきたかのように口から溢れるセクシャルなワード。
サキュバスになった利点を「たくさんえっちができる!(原文ママ)」だったりサタンによって娘が魔界で性奴隷にされかけた時、進んで性奴隷になろうとしたり。
実年齢は知りませんが思春期の学生など比にならないほど頭の中まっピンク。
これ両角以外に子供がいても全然違和感ないでしょう。
2話の末とかに新キャラとして出てきそう。
「人」に触れると発情させる力
実は処女だった両角。
人間に戻るためには未だ経験のない経験を詰まなくてはいけません。
そんな彼女がサキュバスとなり授かった能力が「人に触れると相手を発情させる」という能力。
能力系のバトル漫画とかならある意味無双できそうな能力ですが、「人」に「触れる」と勝手に発情するってんだから使い勝手は最悪の部類の能力のはず。
まず「人」というあたり性別は不問ということでしょう。
実際幼馴染の「猫ヶ崎 志乃(みょうがさき しの)」と一戦交えていますし。
きららだからという建前があるので読者的にも女の子同士でナニをしたって構わないと思いますけど、ここに男が入ってくると・・・。
ま、漫画的に男は出てこないでしょうけどね。
だってこれ、きららだし。
それと「触れる」だけってのもえぐみが凄い。
触れる場所に限定は無さそうなんですよね。
素肌じゃなくちゃダメ、ってわけじゃなくて服の上からでも相手を発情させてしまうようです。
しかも秒殺。
これも漫画的にあり得ないとは思いますが、是非とも両角には満員電車に乗ってもらいたいです。
あとこの漫画の感想をまとめている時にふと小林製薬を思い出しました。
キャッチコピーはあったらいいなをカタチにする。
まとめ
来月号で「のむラリアット!」が連載終了するのだそう。
まあ・・・驚きはないでしょう。
内容的には面白かったんですけどね、ちょっとね、読みやすさがね・・・。
その変わりというか「メイドさんはハジメテの友達」の連載が開始。
これ以前に読切載ってた漫画ですよね。
ゲスト作だと「うちのババアしか勝たん!」がテンプレ寄りの展開を見せだしたり「サキュバスなんてもうこりごり!」と同じく今月号からゲスト掲載が始まった「食べちゃいたいくらい××」にも少し期待。
で、先にも書きましたが仮に掲載順が人気順だとしたら「六条さんのアトリビュート」にはもっと頑張って欲しい・・・。
既に長期間連載しているような気がしていましたがまだ単行本1冊しか出ていないんですよね。
2巻エンドはやめておくれよ、ホント・・・。