【MAX10月号】ゲスト作としては異様に綺麗に終わらせてきたなぁって感じの「亜九龍伝」【読切・ゲスト感想】
ウマ娘ばっかりやってる場合じゃねぇ。
以下が目次です。
22年10月号『まんがタイムきららMAX』
今月号は「次号最終回予告」が多かったですねぇ。
なんと3本。
そのうち2本は打ち切りっぽいですし、その割にゲスト作は奮わないですし。
そして「六条さんのアトリビュート」は最終回だし。
大丈夫ですかね、MAX。
亜九龍伝
今月号がゲスト掲載5話目。
そして感想を書くのはこれが3回目という。
5話もゲストとして掲載されたのって地味にこれが初めてなのでは?
少なくとも私がきらら各誌を読み始めてからはこれが初めてだと思います。
最初はキャラクターの名前やオリジナル用語が覚えにくかったのですが、流石に5話も読んでいればいやでも読み慣れるモンです。
って言いたかったんですけど、全然慣れないです。
異国文化ですねぇ。
これまでの計5話のお話を簡単にまとめると、
- スラム街”九龍城砦”にて行われていると噂された”蜂合会による亜人の人身売買”はその実”亜人への職業の斡旋”であり、噂は真実ではなかった
- 黄(フォン)の探偵としての師匠蜂(ウォン)が蜂合会の創始者だった
- 九龍城取り壊しに備えて黄の交渉術を手元に置いておきたく、蜂の合意のもとしばらくの間黄は蜂合会で仕事をすることに
ということで、もっと簡単に言えばゲスト掲載1話目から続いていた話を終わらせかつ連載化にも備えられるように含みを持たせて終わらせたということです。
はてさて連載されるのでしょうか。
主な舞台がスラム街。
亜人と呼ばれる普通の人間とは異なる人種がいる。
話を広げる上ではこの漫画に詰め込まれたこれら要素は十分魅力があります。
最終回は亜人たちの反逆とか亜人の掃討とか、なんかやたら物騒な展開しか思いつきませんでしたけど。
でも異なる人種が出てくればその人種間の抗争が勃発する展開はある意味王道というか、逆に通らなきゃいけない道って感もありますし。
舞台がスラム街という一般人が近付きがたい場所なだけあって、どんなに暴力的な展開が起こっても納得できますし。
そんなわけで。
個人的な欲求を書いておくと、連載しないならしないで良いですけどするならするで長期連載はせずに2巻とか3巻くらいの短期連載でスパッと終わらせてほしいって感じでしょうか。
まあ人気がなけりゃ5話目が掲載されることもなかったでしょうし、現在MAXは連載終了キャンペーンでもやってるのかやたら連載が終わる漫画が多いですから、頭数を揃える的な意味でもやはり短期連載で是非に。
まとめ
今月号で「六条さんのアトリビュート」が終わって来月号で「今日の授業は恋愛です!」と「妖こそ怪異戸籍課」と「社畜さんと家出少女」の連載が終了します。
単行本数的に「今日の授業は恋愛です!」と「妖こそ怪異戸籍課」は打ち切りっぽいですねぇ。
個人的には「今日の授業は恋愛です!」作者のつみきつき先生の次回作に期待したいところです。
なにせ個人的最悪ゲスト作「JKだって落語がしたいっ!」から一気に漫画のクオリティがアップした「JKだって落語がしたいっ!あなざー」を経て「今日の授業は恋愛です!」連載までステップアップしていきました。
読んでいれば分かります。
確実に右肩上がりに漫画家としてレベルアップしているということが。
是非とももう一度きららで連載してほしいです。
漫画家としての更なるステップアップが見れそうで楽しみ。