【きらら3月号】良く言えばリアリティのある、悪く言えば〇〇〇〇な漫画「めいどきゃんのっと!」【読切ゲスト感想】
動画作ってると記事を書く気になっても書けない。
以下が目次です。
23年2月号『まんがタイムきらら』
もうすぐ春、新年度というのもあってかやたらゲスト作が多いですね。
1本でも多く当たるといいですね。
なお。
めいどきゃんのっと!
先に全体の感想を言っておきましょう。
全体的に知能レベルが低い
つまらないとは言ってないです。
話の舞台はコンカフェ、ということなのですが、
【速報】世間離れしたワイ、コンカフェがわからない
コンセプトカフェの略でメイド喫茶もコンカフェの一部なんだそうです。
スパゲッティを気取ってパスタと言うのと同じですね。
本物のメイドに憧れる「市子こころ」が勘違いからメイド喫茶で働くことになる、というのがこの漫画の趣旨でございます。
で、先に書いた感想のまとめ「全体的に知能レベルが低い」というのがどういうことかと言いますと、会話の中身がまるでないからですね。
絵は上手いと思うのです。
特にSDキャラ。
作者が可愛く描きたかったんだろうなと思えるところもちゃんと描けているように思いますし。
絵が立派に描けているからこそ中身の欠如した会話がやたら目につくのかな、と。
ただまぁこれが女子高生の会話として考えてみたらリアリティのある会話にも思えます。
昨今の平均的な女子高生なんて実のある会話なんてできないでしょ。
だからこの漫画はよく言えば「リアリティがある」漫画で悪く言えば「漫画的ではない」漫画となるのでしょう。
会話の中身がない、という点についてフォローを入れるとしたらまだ1話目だ、ということ。
2話目以降もこんな感じの会話が続くとしたらそういう漫画ということです。
まとめ
「好都合セミフレンド」はハマる人にはとことんハマりそうな印象。
個人的にはこういう作品がきららで連載されたら新しい風がきららに吹き込んでくるような気がします。
「プリカのひみつ」は話に一貫性が感じられませんでした。
最初の方では人型ミジンコ「花里プリカ」少子高齢化対策で生み出されたような雰囲気を出しながら最後の方ではプリカは人型ミジンコによる世界征服でも企んでいるようなセリフ。
最後まで読んで「なんのためにミジンコ人間が産まれたんだっけ?」と頭から読み直したくらいに一貫性がありません。
ミジンコの生態云々以前にこだわるところは他にもありそうなモンですけど。
というかミジンコは水中に存在するプランクトンらしいですけど。
なぜ人型にしたんだ?