きらら探求軍〜細々と息をするオタクの足跡〜

主にまんがタイムきららコミック、ウマ娘に関することをぼそっと書いています。ちょこちょこyoutubeにも投稿していたり。

【キャラット4月号】初めて読むのを途中でやめてしまった「推しが炎上するのでアイドルはじめます!」【読切・ゲスト感想】

ジョジョ見たいけれどそれだけのためにNetflix契約するのもなぁ。

以下が目次です。

 

 

 

 

 

23年4月号『まんがタイムきららキャラット

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久しぶりに最後まで読まずに感想を書いたろと思えてしまう漫画に出会ってしまいましたなぁ。

なんだかんだボロクソ言ってきた「JKだって落語がしたいっ!」も複数回読んでいるところを考えるとこれは相当だと思いますよ。

 

推しが炎上するのでアイドルはじめます!

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途中で読むのをやめた、と繰り返し書いてきましたが具体的のどこまで読んだのかと言いますと、

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この2ページだけです。

もうこの時点で読む気はない

物語の基本は「起承転結」で構成されており、当然それぞれは一本の線で繋がっていなくてはいけません。

そうでなくてはストーリーに一貫性が生まれませんから。

その中で特に「転」と「結」の繋がりは重要な訳です。

オチを「結」とするならそのためのフリが「転」なんですから。

その点を見ると先ほど挙げた2ページはまるで意味がわからん。

 

一つの表現技法として「転」と「結」に一切関係性をもたせない、みたいなモノもあったりします。

例えば「まちカドまぞく」のシャミ子のトレーニングシーン。

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これは「転」と「結」が吹っ飛んでいるように思えますが、当の桃からすれば「転」と「結」には関係性はあると言うことを我々読者はよく知っているはずです。

なぜなら桃が脳筋魔法少女であることは周知の事実だからです。

つまり「転」と「結」の繋がりは明確でなくても構わないということです。

キャラ設定レベルでの繋がりがあれば十分。

だから仮に先に挙げた2ページのような展開にしたかったら例えば主人公には女装癖がある、みたいな前ぶりがあれば、まだあの展開にも主人公からすれば筋の通った「転」と「結」になるのです。

タイトルからある程度内容は理解できますし、読切ではなくゲスト掲載なんだから、ここはスタートは慎重に切って、それこそ女装癖がある、みたいな、とにかく主人公は抵抗感なく女装できるというバックボーンを先に読者に示していればもっとまともな漫画になったんじゃないのかな。

と、上から目線で書いてみたり。

何度も書いてきましたが私はこの漫画の3ページ目以降を読んでいません。

だからもしかしたらそのページに主人公に女装癖が〜みたいな件があるのかもしれませんが、もう読まないのでどうでも良いです。

仮に連載化したとしても短命でしょう。

 

読むのを投げたこの漫画ですが、それでも一応主人公のメンタリズムを考察してみると、

推しのアイドルが必ず炎上するからそんな事が絶対にない理想のアイドルを作ることが目的で女装=本来の性と異なる性でアイドルになろうとしたのは、そんな理想的なアイドルを客観的に見るため

といった感じでしょうかね。

この考察に至るまで十五分くらい頭を使ったことを後悔はしていません。

 

ちなみに同作家のおそらく前回の掲載作「友達の攻略方法について」はそこそこ良作だった記憶。

 

まとめ

同じゲスト掲載で言うと「ゆびとつち」はタイトル的にも内容的にも結構好きです。

というか陶芸に興味があるだけなのかもしれませんが。

キャラットって個人的に「キルミーベイベー」がグダると全体的にグダる印象。

「まちカドまぞく」とか「ひだまりスケッチ」みたいな他の有力な連載陣が休載気味だからかもしれませんけどね。

今月号は・・・。