「限界ゲーム飯」ってどんな漫画?|きらら探求軍
アクション漫画のようにその実一枚岩ではないジャンルである”グルメ漫画”。
現在もまんがタイムきららフォワードにはグルメ漫画が連載されていますが過去に長期間にわたってゲスト掲載されていた異色なグルメ4コマ漫画「限界ゲーム飯」について私見を交えながら書きます。
あらすじ
社会人として働き、積もる心的苦労をゲームで癒すヘビーゲーマー「あさぎ」が3度の飯とゲームのある生活を送るために短時間で、できる限りウマい飯を作る。
それこそが限界ゲーム飯である。
「限界ゲーム飯」ってどんな漫画?
他のきらら作品と決定的に違う点が単行本になっていないというところです。
きらら作品は連載が開始した時点で単行本2巻まではほぼほぼ確定で出版されます。
そのせいでいわゆる「2巻の壁」なるものが生まれるのですがその話は置いておいて。
「限界ゲーム飯」の場合『まんがタイムきららフォワード』に7話が掲載されました。
一応フォワードの場合だと7話も掲載されば十分単行本が作れる話数にはなっているのですが、それでも単行本化していないのはあくまでもこの漫画はゲスト掲載という枠組みの中で掲載されていたからでしょう。
なんとなく”飼い殺し”という単語が頭をよぎりましたが邪念は捨て置き。
この漫画は大別すればグルメ漫画になります。
そして系統としては「孤独のグルメ」のように食べることに注力した漫画ではなく「クッキングパパ」のように作ることに注力した系統の漫画です。
さらに仕分けすると作る料理もクセのある創作料理というよりは時短料理に特化させたような感じ。
なので人並みに料理ができる人からすればこの漫画はそれなりの刺激を与えてくれることでしょう。
さらにさらにこの漫画は単行本化されていない、ということもあってか芳文社の公式漫画アプリ「comic FUZ」にて終始全話無料で読めるようになっております。
なんとなく”野晒し”という単語が頭をよぎりましたがやはり邪念は捨て置き。
きららに関心がありなんとなくcomic FUZをダウンロードされた方にはとりあえず目を通して欲しい漫画でもあったりします。
つまり個人的に評価は非常に高いです。
連載してくれなかったことを今でも残念に思っているくらいには好きな漫画でした。
ストーリー漫画を扱うフォワードにおいてワイド4コマ漫画が新鮮だったというのもあるのですが、そういうの抜きにシンプルに絵柄やストーリーが好きでした。
またゲスト掲載されないかなぁ・・・。
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