漫画雑誌で表紙を飾る事の難しさを教えてくれた「アニマエール!」~初日以外は結構ぬるいのだろうか「きらら展」~
夢はきらら展の当日券を買うこと。
20年10月号『まんがタイムきららキャラット』
もはやただのまちカドのマーケティング。
漫画雑誌で表紙を飾る事の難しさを教えてくれた「アニマエール!」
「アニマエール!」と言えば数ある運動系の活動の中で、学校によってはそもそも部自体が存在しないチアリーディングにスポットを当てた作品です。
チアリーディングがただ応援するだけでなく、競技性のある立派なスポーツであることをこの漫画を通して知った人は決して少なくないでしょう。
私もその内の1人です。
虎徹が一番好き。
虎徹ときららの会話も好き。
アニメは東京できらら展が開催された時点で最新のアニメ化されたきらら作品であり、あの頃から3年経ってもまったく変化のないきらら展の図録のアニメリストでは最後尾に位置付けています。
正直アニメの評価はあまり高くはありませんけど、それはあくまでも作画についての低評価ですから、そこに抵抗がなければ普通に最後まで面白く見れることでしょう。
当然ですけど動きのあるアニメの方がチアリーディングの躍動感的な何かが分かりやすく伝わってきます。
謎の気恥ずかしさもありましたけど。
アニメでもやっぱり虎徹が好き。
と、それなりにきららの中で異彩を放っていただろうし、それなりに貢献度も高かったであろう「アニマエール!」が20年10月号で最終回を迎えました。
表紙は「アニマエール!」以上に異彩を放ち、貢献度も高いであろう「まちカドまぞく」に持っていかれましたが、改めて考えてみるときらら作品は、最終回で掲載誌の表紙を飾ることってほとんどないんですね。
私の記憶に依れば「うらら迷路帖」「がっこうぐらし!」「きんいろモザイク」「けいおん!」くらい。
例えば最近ハマっていた「ハナヤマタ」の最終回が掲載された18年4月号の『まんがタイムきららフォワード』の表紙は「ゆるキャン△」だし巻頭カラーは「あんハピ♪」でした。
まだ大きめにグランドフィナーレと飾られていたから良い扱いと言えるのかもしれません。
「アニマエール!」小っこいから、扱いが。
ジャンプコミックでも大人気を博した「鬼滅の刃」の最終回が載ったジャンプの表紙は「鬼滅の刃」ではなかったようですし、週刊誌・月刊誌で表紙を飾るというのはとても凄いことなんでしょう。
でも最終回なんだから。
最後の見せ場なんだからもっと前に押して然るべきなんじゃないかなぁ、と思ってしまいました。
今後最終回で表紙を飾ることがありそうな作品は、少なくとも上記の作品と同等以上のヒット作じゃないといけないわけだから「ご注文はうさぎですか?」とか「まちカドまぞく」とか「NEW GAME!」に「ゆゆ式」「ひだまりスケッチ」とか?
きららって前月号に表紙で「大人気センターカラー!」とか謡っておきながら次かその次の号でその漫画が最終回を迎えることもあるからよう分からん。
初日以外は結構ぬるい?「きらら展in新潟」
思い返せばどうして東京のきらら展に出来るだけ早く行こうかと思ったのかと言えば、グッズの売り切れという懸念があったからなんですね。
大阪だとある程度各グッズの売れ行きも分かっているだろうし、そういう懸念はなかったですけど、どうせなら初日に行ってやろうと初日の朝に大阪に着いたところ、その前日に台風19号の影響を受けて初日は潰れてしまったのです。
でもこれは英断。
その流れで新潟前期も初日に行ったのですが、あまりの多くの人の前乗りにビックリしちゃって、後期はもっと早く前乗りしたやろうと決意しました。
ただ後期の初日は日程が合わず、ようやっと行けたのが9月7日。
朝5時に家を出て9時に新潟に到着。
公式に開場前に並ぶことは控えるようアナウンスがありましたし、その辺私は結構ビビりなので開場までの2時間、遠く、入り口が見える場所から様子を伺っていたのですが、まあまったく人が来ない。
開場した時にいた人の数は2ケタに満たない程度。
先頭で入れたし、初めて当日券が買えたしで満足は出来たけど、なんか拍子抜けしちゃったのも事実。
開催から結構時間が経った平日のきらら展ってこんなにも人がいないんだ。
まあ正直東京・大阪・新潟前期を経た人からすれば行列に並んでまで見るもの・買うものは殆どないですから。
まあこんなもんかと。
次があれば初日に行くのは止めよう。
なんかバカらしいや。