【フォワード5月号】「はざまサンドイッチ」とクレイジーダイヤモンド【読切・ゲスト感想】
「SA07」の最終話が載ったのは何年何月号のフォワードでしたっけか。
以下が目次です。
22年5月号『まんがタイムきららフォワード』
たぶんかなり前からなので分かりませんが、comic FUZ横向き対応したようで。
関心なくてガチで最近まで知りませんでした。
はざまサンドイッチ
少し、いやかなり前に漫画の感想を読みながら書いていて、いつからかそれをしなくなったのですが、やっぱり読みながら書いた方が、書きたいことをしっかり書けそうなのでそのスタンスで頑張っていこうと、そう思ったのが2時間前のこと。
想像が広がる導入
主人公「狭 莉理(はざま りり)には「相手の事をどう思っているか、いわゆる『好感度』を恋愛ゲームのように見る事ができる」能力が備わっているよう。
これだけで先の展開の想像が広がるんですよね。
狭は第三者の立ち位置から数組の人達の関係性を傍観する立場に徹底し、心の声でツッコミをいれまくる、とか自分に対してプラスであれマイナスであれ極端な好感度を示す奴と付き合っていく、とか。
漫画には絵がありますからね、当然ですが。
その絵で見て分かる能力って素敵ですね。
私的にはこの想像を超える展開を希望したいところ。
「見る」能力の割に社会に出たら苦労しそう
好感度が見える、という能力はかなり幅があるようで、相手の裏の顔まで見えるのだそう。
社会に出たら相当気疲れしそうな能力ですよ、これは。
見える好感度にバリエーションがあるように一口に恋愛と言っても異性間から同性間の恋愛まで見えるよう。
笑顔とアホ毛が眩しい「陽彩 芽依(ひいろ めい)」と、
大人しそうなメカクレ娘「紫 日葵(むらさき ひまり)」
のまったく進展しない関係を観察するのがこの漫画の主題っぽそう。
狭とこの2人は3人組なんですかね。
なんだかんだ狭もそういう展開を望んている辺り、同族ですね。
リアルに「えーっ」と声が出た
自分はあくまでも傍観者であり、見る事に徹底していた狭ですが、なんとアホ毛の陽彩に告白されるという。
期待通り、想像を超える展開ですよ、これは。
こういうことって現実世界でもざらにあることなんですかね。
私気になります。
狭からしたらこれほど地獄な三角関係もないでしょう。
狭は自分に対する好感度が見えないんだなぁとか思っていたらその旨の補足がありました。
まあ見えていたら告白されることも想像できていたでしょうに。
この辺自分で自分を治療できないクレイジーダイヤモンドを想起させます。
人生そこまで甘くないんですねぇ。
雲行き怪しそうな展開
実際にこの記事を読む人がどれだけいるかは知りませんが、読みながら都度感想を書いていくの楽しいですわ。
狭は陽彩の告白を振ります。
それはあくまでも自分は傍観者に徹底したいからで決して陽彩が問題ではないことまで素直に話してしまいます。
それをポジティブに受け取った陽彩は次の日から「友達以上」の存在として見られるように狭に猛烈にアタックを仕掛けます。
ここまで紫の登場無し。
これは自分に対する好感度が見えない狭からすれば相当苦しい環境と言うか、多分狭みたいに能力が無くても紫の狭に対する好感度はバッチリ見れそう、そんな感じがします。
案の定
これは死人が出るヤツ。
当然この展開を引き立たせるためのキャラデザなのでしょうが、強烈に効いてますね、ホントに。
ここで想像を超える展開が2つ。
1つ目は真っ先に死ぬのなら狭だろうと思っていたら紫の方が早死にしそう。
2つ目は紫の不器用すぎる自分磨きに陽彩がほれ込んだこと。
実は陽彩はチョロいタイプの人種であり、陽彩が狭に好かれるか、もしくは陽彩が紫を好きになるか、これが早かった方が勝ちという謎の三角関係が成立します。
しかしこれは面白い三角関係。
2話連続ゲストということなので連載化しなければ次が最終話となります。
これは嫌でも期待値が上がるというもの。
感想
100%いい意味で期待を何度も越えてくる1話目でした。
特に展開が怒涛で読み飽きないというのはものすごく強い。
これはアンケート結果も奮いそうですね。
連載化するのでしょうか。
して欲しいですねぇ、この勢いをどこまで持続できるかは分かりませんが。
初速が速い漫画ほど連載化して展開に話数を費やせるようになると自然とテンポダウンしているように感じてしまいますからね。
そこだけは気がかり。
まとめ
「ゆめぐりつ!」が最終回だそうで。
最近最終回を迎える作品が各誌ちらほら見受けられますが、正直どれも納得の顔ぶれなのが残念というかなんというか・・・。
表紙に「大好評連載陣」として4作品が名を連ねていますがそれが「ゆめぐりっ!」に対する皮肉にしか見えません。