きらら探求軍〜細々と息をするオタクの足跡〜

主にまんがタイムきららコミック、ウマ娘に関することをぼそっと書いています。ちょこちょこyoutubeにも投稿していたり。

25 スローループ〜魚は釣るより買う物〜

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最近Apple watchに心揺さぶられるナナシです。とりあえずAirPods proを実際に使ってみてから購入する検討をする事を検討します。

買うとしても最新のseries5じゃなくてseries3でも良いよね、需要的に。

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前口上

はるみねーしょん」の記事を書いてから大分経ったような気がして見直してみたらまだ1ヶ月も経ってないのですね。その間に記事を5本書いていたとは。我ながらあっぱれ

なんでここで「19」を引用してきたかと言うと、当初の予定だとこの「19スローループが収まっていたからなんですね

きりの良い「20」に「きらら作品」ではなく「きらら」を持ってきたいが為に1つ前倒しになり、その時がちょうど月末だった為あれよあれよと流れ続け今に至ったと、そう言う訳でございます。

余計な前口上でございました。

ちなみに前まで使っていたiPhone7plusが散ったのもこの時でございます。

 

スローループ

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まんがタイムきららフォワード』にて連載中。最新刊は2巻だけども今は持っていません。今はね

 

登場人物

山川 ひより
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3年前に癌で亡くなった父から教わった釣りを嗜む少女。釣りはフライフィッシング一辺倒。刺身以外の魚料理は心得ていない。

 

海凪 小春
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ひよりの母親の再婚相手の娘でひよりより2か月年上。父親が料理できない故、意外にも料理は得意。釣りには疎く、読者目線で釣りと向き合っているようなイメージ。だからある意味主人公?

 

吉永 恋
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父がフライフィッシング専門の釣り用具店を営んでいる、ひよりの幼馴染。恋曰く「釣り中毒者」である父の代わりに店番を任されている。その為か釣りに関する知識は豊富。1度鯉と名付けられかけた。

 

あらすじ

 両親の再婚で「姉妹」になったひよりと小春が紡ぐ、新時代の釣りアウトドアコミック。(1巻帯拍子より)

 

女子高生×釣り=スローループ

 私の中のきららの方程式は何度も書いてきたけども「女の子の日常+α」であり、「スローループ」では釣りがプラスされています。ただ初めて単行本を読んだとき、釣りの要素以上に各主要キャラ、主にひよりと恋のバックボーンというか、背景の暗さがとにかくすごかった

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でも2人のその暗い部分を小春が照らしていて、そういうところでもちゃんと主人公してるなって感じもあったり。かわいらしいキャラデザとのギャップがすごいんだ。

まあとりあえず一度この点は置き、純粋な釣り漫画として見てみるとって書きたかったけど私には釣りと言うかアウトドア全般の知識が欠損しているので作中で描かれることすべてに「へぇ・・・」とうっすいリアクションをする始末。

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でもそれがきららのすごいところ。警音の知識はなくても「けいおん!」は面白いしアウトドアの知識がなくても「ゆるキャン△」は面白いのです。キャラクターが可愛ければたとえ中身にそれほど興味がなくてもアニメは見るし漫画は読むでしょう? そういう事ですよ。とは言ってもまったく興味がなければ漫画を読む事はあっても楽しめるという事はあり得ませんよね。

 

ナナシ×釣り=無慈悲

という話の流れ。私は記憶にないほど昔に海釣りに一度行ったことがあり、それからまた行ってみたいなぁと思っています。もうかれこれ14年くらい

海釣りにはいきませんけど釣り堀には行きますね。半年に一度くらい。よくある釣った魚は自費で絶対に買い取らされるタイプの釣り堀です。前に行った釣り堀にえらい魚の食いつきがすごい所があって、餌を付けた針を水中に落とすと秒、いやコンマ単位で魚が食いついてくるのです。多分ああいう釣り堀の魚は客に魚を釣らせることを第一に考え餌は殆ど与えずに飼い殺し状態なのでしょうね。餌を食おうが食わまいが結局死が確定している魚たちに特に思う事はありません。お金払ってるんだからさ・・・。

 

釣り人×ジンクス=ほぼダジャレ

せっかくだからもっと漫画について。「スローループ」は釣り漫画で特に「フライフィッシング」に注目した作品です。マイナーな釣りなのかな? 私が「釣り」と聞いて一番に想像するのは海上で船に乗ってやるいわゆる「海釣り」で多分ほとんどの人がそうでしょう。でも「フライフィッシング」は調べてみたら普通川釣りでやる手法らしい。渓流釣りとも言うのかな?

川釣りとなると海釣りと違ってキャンプとかできるし、となると料理という強みも出てきたりします。「ゆるキャン△」だってただキャンプするだけではなくて料理にもスポットを当てているでしょう? それと同じですよ。小春の特技も料理な訳だし。

そして作中でてくる釣り人ジンクス

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他にバナナを持ち込むと不吉を招くとか。

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作中であまり触れられなかったので調べてみると、なんでも大航海時代からの名残りで、冷蔵手段のない当時、腐りやすいバナナは他の食材も一緒に腐らせたり毒蜘蛛が付いて船員に害を加えたりとやたら不吉を招く食材だったようで、釣り人と言うより海に関わる人全般に言えるジンクスっぽい。バナナでも魚は釣れるっぽいし。

 

オタク×常識人=水と油

ところで釣りに疎い私が「スローループ」を読んでいて痛いほど納得できるのが恋の父親ディス

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一般的に「オタク」という生き物は世間から煙たがれる傾向にありますが、その理由を体現しているのが恋の父。つまりオタクがどうして煙たがれるのかって自分の好きな事をガンガン他者に押し付けているからです。これは自分にも少し思い当たる節がある・・・。それが例えばカメラとか絵とか、まだ接する機会が自然と周りにあるようなものならまだ良いのです。でもどれがアニメとか漫画みたいな二次元なら。その人の趣味や性癖が丸わかりと言っても過言ではない2次元なら。そりゃ煙たがれるでしょう。自重していきましょうね、皆さん

 

私は3次元でもアイドルオタクには共感できない。