29 20年2月号まんがタイムきららMAX「いのち短し善せよ乙女」〜聖夜前日、奇跡は乙女を生かす〜
って挨拶に使えるスタンプ。マジで使い所ないですよね。顔見知り程度の関係や上下関係がある人とのトークではまず間違いなく使えないですし、こういうスタンプで挨拶を済ませられる間柄の人とはそもそもスタンプで挨拶をしないですよね。どういう時に使うことを想定したスタンプなんだろう…?
そりゃ、挨拶の時か。
20年2月号『まんがタイムきららMAX』
まだ年明けてないってのにもう2月号。毎度思うけどこの月刊誌の○年○月号って時代を先取りしすぎだよね。
そしてクリスマスイベント真っ盛りなきららファンタジア。既に次のお正月イベントにスポットを当てています。
このガチャはスルーかな。
いのち短し善せよ乙女
これからは発売される季節に合わせてお話を作っていくのでしょうか? それとも時事ネタは果敢に拾っていこうというだけでしょうか。
ところで全くまったく関係ないところですが、
神って人なの?
最新話「地に足をつけたクリスマス善行」
特に浮ついた予定もないクリスマス。天使エリカに煽り散らされて一振りしたハンマーから出てきたのはマイク。
マイクなら歌! とエリカに振られた乙女は60点程度のまあまあな歌声を披露します。
及第点なんだから良いじゃないか。
一方天使のエリカ。美声を「天使の歌声」というだけあって歌唱力はとても高く、100点満点のドヤ顔を披露します。
本当にエリカにはこのキャラを徹底して欲しい。
とにかく乙女の歌唱力を善行ができるまでになんとか引き上げたいエリカは歌唱力アップのための特訓を開始しますが、やかましさあまりにお母さんに家を追い出されてしまいます。
まるで成長しなかった歌での善行は諦め、今度は街頭インタビューでの1善を試みます。本来のリポーターの記憶をいじり、インタビュアーの座を奪った乙女改め「謎上謎女」は道行く人に「クリスマスイヴの過ごし方」についてインタビューをします。
ところで謎上謎女って「謎な上に謎な女」の意ということで解釈は正しいのでしょうか。
結局その後記憶をいじり忘れていたテレビ局の多分ディレクターに追われその場を立ち去ります。この頃になって(ようやく)これまでの行為が善行になっていないことにエリカが気づきます。前にもこんな流れがあったような。
公園で休憩をとることにした乙女とエリカ。彼女たちが座った隣のベンチには、先ほど乙女にインタビューを受けた男性と、彼を待っていた女性の姿が。
ここで乙女は着ていた服のポケットから中学生の時に使っていたMP3プレイヤーを発見し、収録曲「オレとお前クリスマスイヴ」を歌い始めます。
以下斜体部、歌:乙女
乙女「もっと近くに来てくれよ お前の温もり確かめたいから」
何やら煮え切らない様子の男性のそばに女性が近づきます。
乙女「声を聴かせてくれよ お前の吐息感じてたいから」
そして何を言いたいのかを男性に確かめます。
乙女「オレの声を聴いてくれよ お前の全部満たしてやるから」
男性はインタビューで答えた通り、勇気を振り絞って女性に告白します。
乙女「見つめ合う内にふたり 閉じ込めていた感情溢れ出す」
女性の方も男性のことを好いていたことを告白します。
乙女「熱いベーゼ 絡み合う手 乱れるベッドの上 朝まで抱き合うふたり オレとお前クリスマスイヴ」
カップル「それはダメ!!」
乙女「!?」
奇跡的に乙女の落第点ギリギリの歌が1組のカップルを成立させていたのです。これは善行だとエリカは裏から文字が透けて見えるほどチンケな紙に書かれた「善」を乙女にプレゼントします。
「メリークリスマス!」なんて言ってますけど、これ乙女の命そのものですからね。多分世界で1番重いクリスマスプレゼントだと思う。
善行を積んだ乙女が家に帰ると、謎上謎女改め乙女のインタビューを見て激昂しているお母さんが…。
ところでここまでで乙女が歌っていた「オレとお前クリスマスイヴ」という曲、上のコマを見れば分かる通りBLソングです。生々しさが増して聞こえる…。
感想
乙女が歌を歌い、その裏で1組の男女のカップル成立までを描くシーン。正直意味がよく分からなかったんですよねぇ。途中までは乙女の歌と男女の行動がリンクしていたって流れだと思っていたのですが、後のエリカの状況分析を読むに乙女の歌に感化されてカップルが成立していた模様。
そんなことあるのかい?
隣に座っていた女子のアカペラを聴いて感化されるって、そんなことあるのかい?
まあ男女が両思いの関係にあればそれくらいのことでもカップル成立することもあるのかも知れませんが。ちょっと刺激を加えれば凍ってしまう過冷却水のように。
残念ながら私にはそんな経験ないのでね。情報求む。いやいらねえから。
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その宝石、高値で売れそう。
(「ご注文はウサギですか?」より一コマ)