きらら探求軍〜細々と息をするオタクの足跡〜

主にまんがタイムきららコミック、ウマ娘に関することをぼそっと書いています。ちょこちょこyoutubeにも投稿していたり。

35 うらら迷路帖~初めましてをもう一度~

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うらら迷路帖

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どうもアニメの方は放送時期が悪かったらしく円盤の売り上げで見れば惨敗していたらしいですね。普通に面白かったけどなぁ、オカルト要素がすごい強くて。

 

登場人物

千矢
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今作の主人公でうらら見習い。母親がこの町のどこかにいると聞き、15歳になったその日、迷路町の地に立つ。

 

巽 紺
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名門巽家の1人娘でうらら見習い。狐狗狸占いを得意とする秀才。「友達」というワードに弱い。

 

雪見 小梅
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雪見財閥令嬢のうらら見習い。西洋文化を好み「ミス・プラム」と自称する。たまに周りに強要する。振り子占いが得意。

 

棗 ノノ
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棗屋の女主人、ニナの妹でうらら見習い。極度の人見知りで人形「こまつさん」と1人遊びをしていたらこまつさんがノノの、ノノがこまつさんの考えていることが分かるようになった、らしい。こまつさんを使った人形占いが得意。

 

二条 臣
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漫画を途中までしか読んでいないのでマジで誰か存じ上げない。アニメには絶対出ていなかった。けど「きららファンタジア」には出ている不思議。ずっと「しん」って読んでた。

 

 

あらすじ

運命の行方。人生の岐路。日常の迷路で人は時に道を失う。そんな時道を尋ねる案内人。占師は君に選択の矢を与えるだろう。時に薬、時に毒。道標となる不思議な力。それを操る条件は十五を過ぎた少女であること──

時に女神、時に魔女。占い町の乙女達。人呼んでうらら。(第一話冒頭、アニメアバンより)

女性にしかなれない国中の少女の憧れの職業「うらら」の見習い千矢は、迷路町にいると言われる姿も名前も分からない母親を探すため、伝説の1番占に出会うために1番占を目指して同門の紺や小梅、ノノと共に修行に励む。

 

私とうらら迷路帖

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これが私が初めて買った月刊誌のきららです。大きく書いてあるでしょう? 最終回だったんですよ、うらら。しかもこの時まだアニメ未視聴だったので、私と「うらら迷路帖」は初めましてがさようならだったのです。

どんな作品でもまったく作品に関する知識を持たず、最終話なんて読んでも意味なんか1つも通る訳がないんです。

今回は私が初めて読んだ「うらら迷路帖」をあらすじを初見時の感想を挟みながらさらっていきたいと思います。

※読んでて分からなかった部分は赤字で書いていきます

最終話

時は流れ、あれから7年──(あれって何さ)

迷路町は今年も白無垢祭の日を迎えていました。しかし今年の祭は例年に比べて盛大。それもそのはず、今年また新たな1番占がお披露目されるのです。その名も巽紺。 

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狐水晶占というお狐様を水晶に呼び出す新たな占いを編み出し一躍有名になったのです。(占いって編み出すものなのね)

呪術や占いを学ぶ旅をしていた小梅は1年ぶりに迷路町に戻り、ノノらと再会を果たします。

ところで巽屋の1人娘。その1番占を目指す以上、また別の誰かが巽屋を継ぐ必要があります。そのことをよく知った上、は「町とうららが共存していく為神様と同じ立場に立ち未だ未解決の問題を解決したい」と硬い意志を持って1番占を目指し、巽屋が継ぐこととなります。(ここで出てくる「禁忌を犯したうらら達」というワードになんとなく畏怖の念を感じたのは今でも覚えています。「ああ、禁忌を犯したのは1人じゃないんだ」って)

舞台が始まり、綺麗に舞っていたは突如なんか狐になります。(ここまで読んで展開の急な変わりようとかからマジで打ち切りを疑いました)

終幕後、舞台裏で反省中、千矢が不在であることに気付いたが「さては儀式が嫌で逃げ出したか」と怪しんでいるとそこに一本の矢文が

(紺は千矢が昨年1番占になり、堅苦しい儀式の連続で死にそうになっていたと回想していたけど、だとしたら今年の白無垢祭が例年以上に盛大ってちょっとおかしくね? 去年も同規模で催されたはずなんじゃないの? と思った。あと矢文に対するリアクションがかなり薄いけどインフラどうなってんの? とも思った。迷路町に限った話?)

矢文は千矢からのもので、矢に括り付けられた手紙には「儀式までに占いで見つけて会いに来るべし」と千矢からへの1番占試験が書かれていました。千矢を捜索しながら千矢を追いかけ回すことに懐かしさを感じる小梅ノノ。全速力で走っていってしまう千矢をずっと追いかけてきたは回想に突入します。

が消えたあの日(上の「あれから」の「あれ」かしら)、帰ってきた千矢は多くを語らずとも「1番占になる」とまっすぐ前を向いていた。迷路町の不可思議を知り(教えてくれる、その秘密)、すべてを知った上でうららとして生きる覚悟。1番占になった今になって千矢の「強さ」を理解します。

どんどん先に行く千矢の背中を夢中で追いかけ続け、たちは社にたどり着きます。そこには千矢の姿が。ここで「一緒に1番占になるという約束を果たせたことを宣言し、

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そのあと打ち切り漫画特有の雰囲気を微かに漂わせながら物語は終わりました。

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文章真っ赤だ。

 

謝辞

と言った感じ。当たり前だけど何言ってるのかまったく分からなかった。作品との出会い方としては最悪の一言でしょう。「まちカドまぞく」とはまた違う、望んでいない出会い方を果たしてしまった訳です。

とりあえず手もとには単行本全巻買い揃えております。ただ他にも買いだめした別の作品に没頭している為、「うらら迷路帖」の読了状況は1巻のビニールの梱包を剥いだところで止まっています。なのでアニメを最終話まで見た今でもよく分からない展開が多く、しかもその展開が話の中軸を担っているっぽいので終始分からず仕舞いだったのです。

アニメで全体の1部を理解してこれですから、アニメ未視聴だった当時、素直に申し上げますと当時は「あれ、これ打ち切りエンドかな?」と思っておりました。申し訳ありませんでした

 

 

多分「がっこうぐらし!」も最終話だけ読めば打ち切りっぽく感じると思います。いきなり3年後と切り出しますから。でも私は知っています。「がっこうぐらし!が名作であることを。だからきっと、いや間違いなく「うらら迷路帖だって名作のはずなのです。アニメすごく面白かったし。

頭からお話を振り返り、新鮮な気持ちで三度最終話と向き合いたいと思います。理想的な出会いを演出してみせます。

 

最終話中、紺と千矢の年齢は23歳なんだそう。だからノノと小梅も23歳。

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見えねぇって。

1番大人っぽくなったのはノノでしょう。

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臣に関しては7年前の姿を知らないから何とも言えん。

23か・・・。生々しさを感じるのは私だけ?