きらら探求軍〜細々と息をするオタクの足跡〜

主にまんがタイムきららコミック、ウマ娘に関することをぼそっと書いています。ちょこちょこyoutubeにも投稿していたり。

54 まちカドまぞく考察部隊その3〜その時は近いのか?〜

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財布を落とした時にカード類もまとめて持っていると被害が増えるので、現金とカード類は別々にして持ち歩いています。ただカード類は定期の入ったパスケースに入れているので大体財布と一緒に持ち歩いています。なので片方をなくすと同時にもう片方もなくしてしまいます。

意味ないじゃん。 

 

 

お品書き

前回は「せいいき桜ヶ丘」の謎について考察しました。

1mrnoname.hatenablog.jp

今回は本題である小倉関連についてと、再びウォーミングアップがてら小倉と関係すること、しないことで計2つ。本題と合わせて3つ考察してみます。

 

しおんとグシオン

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私は1巻から3巻までの小倉とそれ以降の小倉は別人として考えています。具体的な理由は下の記事を参照ください。

1mrnoname.hatenablog.jp

もしその通りだとするなら気になるのは人物のネーミング。しおんは明らかにグシオンが由来ですから。つまり最初からしおんはまぞくとして描かれていたのかもしれません。

でも例えばシャミ子の友達である杏里にも、似たまぞく的存在にアンリマユという神様もいますし、単にまぞく、というかシャミ子と関係のある人物は悪魔的なものから名前を取っているだけだと思います。

魔法少女たちが良い例でしょう。現在名前が出ている魔法少女は『桃』『みかん』『桜』『朱「紅玉」(=りんご)』と植物に由来しています。多分これと同じようなもの。

 

その時は近いのか?

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これは1つ私の恐れていることなのですが・・・。

まちカドまぞく、まさか次巻が最終巻ということはないですよね?

 すみません、記憶が不確かなのでソースを思い出せないのですが、確か作者の伊藤いづも先生は物語の山場をちょうど単行本の終わりの方に持ってくるよう話を調整しているという話を耳にしたことがあります。20年4月号『まんがタイムきららキャラット』の話は単行本6巻の折り返し前くらいの所に載る話だと思うのですが・・・。ここから更に物語が展開されるのなら、ハッキリするであろうことは、

  1. 町に隠された秘密
  2. 桃がかつて世界を救うために戦った敵
  3. 小倉の目的、ひいてはシャミ子の能力の全貌

結構味付け濃いめの内容になるはずです。こうなった場合、例えばシャミ子の中にいる桜のコアをどうするかとか封印されたヨシュアはどうなるのかとかは謎のままですけど。

あ、何となく次巻で終わる気しなくなってきた

でも7巻が最終巻になる可能性は高そう。その時は近いのか・・・?

 

まぞく小倉に迫る

それではここから本題。まぞくであることが確定した小倉のこれまでの行動を振り返りながら、小倉は何を目的に行動してきたのかを考察してみたいと思います。

 

これまでの小倉 ver まぞく

3巻39話、4巻、5巻の小倉の行動をまとめます。

 

3巻39話の小倉
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(3巻p94の1コマ。なんだかんだ要領の良い桃。小倉関係なし)

真夏のわくわく大実験もとい闇落ちした桃救出作戦を考案。

 

4巻の小倉
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(4巻p70の1コマ。シャミ子は桃が好きすぎでは? でも大歓迎。小倉関係なし)

44話

邪神像に小型マイクを仕込んでいたことを告白。

闇落ちした桃救出作戦part2。

45話

千代田桜の隠し泉の存在をシャミ子たちに知らせる。

ピンクヒスイに興奮、薬作り。

48話

魔法少女から一時的に力を奪う薬開発宣言。

52話

ウガルルのよりしろ作り。

 

5巻の小倉
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(5巻p13の1コマ。人もまぞくも素直に生きないとね。小倉関係なし)

55話

いつの間にかグルチャに参加。うごめく人形を手作りしてシャミ子にプレゼント。

56話

小倉ヘルプボタンを壁に据え付け。賃貸なのに。

57話

意味深発言。

59話

シャミ子新フォーム考案。

61話

千代田スマイル業者並みの発注。

魔法少女朱紅玉との接触回避運動。

魔法少女抑制薬投下。

案件解決のブレインとしてシャミ子に協力。

62話、63話

ブレイン続行。

 

39話以降から小倉の自己主張が激しくなっています。やはりキャラ付けは後からされたのでは・・・。

 

暴きたい! 小倉の秘密!

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おそらく作中で1番聡い良子曰く「小倉はシャミ子の力を使って桃に隠しながら何かやりたいことがある」とのこと。この良子の考えを元に考察してみます。

 

いまさら! シャミ子の能力!

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小倉の秘密を暴く前にまずシャミ子が出来る事をまとめておきます。これについてはリリスが詳しく説明してくれています。曰く「あらゆる有情無情の無意識に侵入する能力

つまり文面通りの意味なら「人間やバクのように心を持つ生き物はもちろん、心を持たない物でも深層心理に潜り込める力」ということ。相手が生き物である必要はないみたいです。ただ力を使う都度熟睡する必要はあるみたい。

そしてあくまでも潜り込むだけで、そこから暗示をかけたり洗脳したりするのに夢魔の力は関係ないみたい

グシオンもといしおんは「過去・現在・未来の知識を有する」悪魔なので具体的な知識量は分かりませんが、とりあえず読者が知っていることはすべて知っているということにしておきましょう。

 

改めて暴きたい! 小倉の秘密

シャミ子の能力は「静物・動物問わず深層心理に入り込む力」と判明しました。そして深層心理でかけられた暗示や洗脳はかけられた人が目が覚めた後にも効力を発揮します。

つまり小倉は何かしらのものの深層心理にシャミ子を潜らせ暗示をかけさせたい。と考えるのが自然のはずです。

ここで疑問になるのがこのシャミ子の能力で心を持たない草木のような物の深層心理に潜って暗示をかけた場合、かけられた物はどのように変化するのでしょう。

例えば草木なら花を咲かせたり出来るでしょうし、或いは家電とかなら効力をアップさせたり出来るのかもしれません。掃除機なら吸引力を上げる事が出来る、みたいな。テキトー言ってるからね。

現時点で小倉が暗示をかけたい対象がそもそも物なのか人物なのか、断定する事が出来ないのでまずはどちらかに絞り込みたい。

結論から言うと、多分物

理由は2つあります。

まず1つ目は単純にこれまで1度も物に対してシャミ子が自分の力を使っていないから。無情=物にも効果を発揮することが明言されていますからやらないということはないと思うのです。なのでここ1番のところで物に力を使う時が来るんじゃないかなって、そんな邪推です。

もう1つ目は真面目な話。5巻57話で小倉は意味深な発言をしています。

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この発言は、桃とシャミ子とみかんの3人がいないから調べられる場所がある、というように受け取れます。つまりその場所は3人に縁のある土地ということです。それはかなり限られてきますよね。それで1か所思いついた場所があります。

桃が現時点の所有者で、シャミ子の父親が封印された場所で、みかんの実家陽夏木家が務めていた場所。

すなわち陽夏木家の廃工場

10年前の12月25日~28日の間に桜+ヨシュア+(不明)で何かしらがあった場所です。もしこの場所を調べて得られるものがあるとしたら、それはまず人ではないでしょう。だから物。

ちなみに廃工場を経由すればもう1か所3人に縁のある場所があって、それはシャミ子の家。桜のコアと『アの杖』とヨシュア入りの段ボールはすべてシャミ子の元にありますから。でも今更シャミ子の家を掘り下げて得られるものがあるのかが謎。

では廃工場には何があるのでしょう。

桜に関する物か、ヨシュアに関する物か、(不明)に関する物か。1つずつ見てみます。

まずヨシュア。本体は封印されているので何もなし。武器に使っていた『アの杖』はシャミ子の手元になるので多分所有物もなし。

桜の場合。コアはシャミ子の中にあり、体を構築していたエーテルは10年前に霧散しているのだからやはり何もなし。あり得るとしたら桜が使っていた武器くらい。

残るのは(不明)。これはマジで不明。やっぱりあるとしたら武器くらい?

 

さて、ここまで書いてきたのはすべて形のある物です。でももしかしたらそうではない物の可能性もあります。なぜなら小倉はホムンクルスの研究をしていたから

ホムンクルスはそれ自体が命を宿しているパターンと人間の雛形、つまり容器として機能するパターンとあるみたいです。小倉が作ろうとしていたのは多分後者の方。リリスもウガルルもその体は小倉の作ろうとしていたホムンクルスをベースにしていますから。

つまり形のない物を集めてそれを自作のホムンクルスに憑けてからシャミ子に、って流れ。

と、すると1番考えやすいのは誰かの魂。ウガルルという前例もいますし。

じゃあ誰の魂なのかって話ですけどこれは消去法で自然と(不明)になります。

つまり廃工場で(不明)は死に、魂だけの存在になり彷徨っている状態。

 

付け足せ! ヨシュアの封印事情!

前回、

1mrnoname.hatenablog.jp

(不明)はヨシュアと一緒に封印されている可能性があると書きましたが、ここで今回の考察を踏まえてそれに追記します。

魂が封印されず現世に漂っているのなら、その命はヨシュアに散らされている可能性があります。その後でヨシュア諸共体だけ封印されたか、もしくはヨシュアだけ封印されたか。これは(不明)がまぞくなのか魔法少女なのかによって変わることだと思います。

ヨシュアが散らしたというのは、今回もまたドラゴンボールで例えますと、地球でのベジータ対悟飯が良い例になります。

大猿化した悟飯はベジータに致命傷を与えますが、クリリン気円斬によって尻尾を切断されて元の姿に戻っています。

再びドラゴンボールの人物をまちカドまぞくの人物に置き換えると、

クリリン ⇨ 桜

悟飯 ⇨ ヨシュア

ベジータ ⇨ (不明)

桜は「町を守る際にヨシュアを封印してしまった」と置き手紙に書いています。つまり前回の記事に書いた通り、ヨシュアを封印しなくてはならない状況に追い込まれたということです。これもそのやむなし状況の1例。

ただヨシュアの実力がどの程度だったのか分からないので何とも言い難いですけどね。

 

結局何が言いたい! 小倉の目的は?

 長々と書いてきましたが、結局私は何を言いたいのでしょう。簡潔に言うと、

この続きはまた後日ということで

この時点で文字数も4000字を超えていますし、後から私が見直すのも面倒になるので、ここで一旦締めます。ええそうです、私のためです。

後ネタを温存したいという邪な考えも(ry

 前回 ⇒ 53 まちカドまぞく考察部隊その2〜公認!小倉はまぞく〜