きらら探求軍〜細々と息をするオタクの足跡〜

主にまんがタイムきららコミック、ウマ娘に関することをぼそっと書いています。ちょこちょこyoutubeにも投稿していたり。

62 まちカドまぞくを真面目に考察してみるその2~まちカド的グシオンと暗黒役所について~

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ひだまりスケッチ」9巻の発売が4年前ってマジ? 

 

※この記事は5000字オーバーの長文です。 

なので目を通すのがかったるいのであれば目次にある「考察まとめ」だけでもご覧ください。

 

 

 

 

前述

前回⇒55 まちカドまぞく考察部隊その4総集編~結論!小倉は・・・~

前回の記事で小倉は(不明)について知ることが目的だ、と結論付けました。

早々ですが今回の記事でその結論を撤回したいと思います

 

 

20年5月号『まんがタイムきららキャラット

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表紙の一言は「目がかゆい… さては、春が来たね?」

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風流

最近は流行り病のせいでマスクを手放せない日が続いているため実感できませんが、確かに今は花粉が飛び交う季節なんですよね。

 

最新話 まちカドまぞく

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今回も内容について触れる事は省略します。

気になる人は『まんがタイムきららキャラット』を買うか単行本6巻が出るまで待つと良いと思います。

 

まちカドまぞくを真面目に考察してみる

今回の考察は大きく分けて2つ。

  1. 小倉とグシオン
  2. 小倉と千代田桃
  3. 暗黒役所と千代田桜

この3つについて見ていきたいと思います。

 

小倉とグシオンの間柄

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前回の記事で小倉=グシオンとしましたが、この書き方は少し語弊があるような気がしています。

というのも、

  1. 小倉がグシオンのことを「グシオンちゃん」と明らかに他人を呼んでいる風
  2. 小倉が持っている本を小倉は「グシオンの正体」と言っている

ということから小倉はグシオンではなくグシオンを使役している状態と見る方が自然のような気がします。

でも自分をちゃんとグシオンと名乗ることもあるので使役と言うより共存状態なのかも

イメージは「ハリーポッターと秘密の部屋」に出てきた「トムリドルの日記」みたいな。

とするとグシオンと小倉を書き分ける必要が出てきてヒジョーにメンドクサイ訳ですが、まあ。

頑張ります

あとシャミ子が話しているグシオンと名乗る小倉と現実世界で黒魔術を研究している小倉はまったくの同一人物と言い切れない状態にあるのでますますメンドクサイ。

この点については追々。 

 

グシオンと千代田桃の昔話

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小倉は灰になった世界を桃に見られ、心境が悪化すると自身の生存率が下がると考えています。
灰になった世界、つまり桃たちが世界を救えなかった世界を見て心境が悪化するということについて、その要因は2つ考えられます。
  1. 世界を救えなかったという「結果」を見て落ち込む
  2. 6年前に戦ったという「経過」を思い出して落ち込む
桃は魔法少女を引退(自称)している身ですからそう考えると結果よりも経過、2つ目の方が有力の気がしますね
あくまで結果はパラレルですし。
そういうことを気にするような性格でもない気がする、桃は。
どちらにせよ6年前にあった騒動を想起させるから小倉の生存率が下がるということで、つまりその騒動に小倉も関りがあった可能性が高まった訳です。
生存率が下がる=死ぬということでそれが桃に知られることによって起こりえるなら死ぬ=桃に殺される(暴力的過ぎて書きながら笑っちゃった)ということでしょう。
つまり小倉は桃の敵だったのかもしれません。
普通に考えて狩る魔法少女と狩られるまぞくの間柄ですから自然っちゃあ自然なのかも。
となると自然と前回の考察を撤回しなくてはいけなくなるのです。
(不明)と小倉が桃の敵ならばこの両者が互いに知り合っていないというのは考えにくいからです。
もちろん桃たち vs グシオン vs (不明)という3すくみも考えられますが、おもっきしインドア派の小倉に1人で2組を相手取ることが出来るとは思えませんし、そもそもグシオンは知に特化した魔族ですから高い戦闘力が備わっているとも考えにくいです。
 
まちカド的グシオンの能力
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ゆゆ式で見た。

前回の記事に次の話でグシオンの能力の詳細が出るだろうと書いていましたがやっぱり出てきました。

自己紹介で終わったのだから次に能力紹介がされるのは当然の流れです。

小倉曰く

人並み以上に高い推察能力を持っている

とのこと。

つまり知は知でも「蓄積」ではなく「展開」することに特化しているということです。シャミ子の内心を読んだりしていました。この辺は魔族学的グシオンと結構違います。

ちなみに魔族学的グシオンと違う点として、これは推察ですが(不明)とグシオンは6年前以上から知り合いだったはずです

悪魔学的グシオンには召喚した人物に対して敵対心をもつ人間の敵対心を取り除くというオプションがあります。

つまりグシオンを召喚したらそれまでギスギスしていた人と関係が良くなるということ。

もし6年前にあったであろう騒動でグシオンが召喚されていた場合、展開的に(不明)が召喚したのは確かです。

もし桃たちが召喚したのなら(不明)から敵対心が消え、コアを露出させる結果に繋がらないからです。

桃たちが世界を救った以上、そのために戦った(不明)には相当強い闘争心があったことが推察できます。

だとすると桃たちの(不明)への敵対心が失われる展開は(不明)からすればおいしい展開な訳です。

戦闘中においてはグシオンを召喚すること自体が攻撃行動につながるということです。

でも実際のところ桃たちが世界を救っている以上そうなっていないのは確かなので(不明)と小倉は6年以上前から知り合いだったということになります。

ただこれは魔族学的グシオンの場合でそれよりかなり弱体化しているまちカド的グシオンの方はそもそもそんなオプションすらなさそうなのでそれとなく書いておきます

 

 

まとめ ハードモードなグシオンの人生

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こちらは小倉。

20年4月号の「まちカドまぞく」でグシオンは自分のことを「既にリタイアしているはずの存在」的なことを言っています。

リタイア=死ということでしょう。

小倉が千代田桜を研究対象としていたことから両者に交流があったのは間違いありません。

そして6年前の戦いがせいいき桜ケ丘で起きたこととは一文字も出てきていません。

ということを踏まえてここまでの考察をタイムラインにまとめてみると、

  1. 6年前。(不明)&グシオン vs 桃&同僚
  2. 桃&同僚の勝利
  3. (不明)はコアに。グシオンは何とか生き延びせいいき桜ケ丘へ
  4. そこで桜の庇護を受けるせいいき桜ケ丘で生活

桃が小倉のことを知らなかったことから戦いの後せいいき桜ケ丘にわたる途中で小倉の手中に収まったと考えた方が自然でしょう。

今後桃がグシオンというまぞくを知っているようなセリフがあればこのタイムラインは間違いないと思います。

ちなみに私は(不明)が魔法少女だと言い切っていますけど、ここでまぞくのグシオンと協力関係にあったという考察を踏まえるととても面白い対比が出来上がります

なんせ(不明)&グシオンとシャミ子&桃は魔法少女&まぞくペアと、体制的には同じですがやっていることは真逆なのです

この対比はとても面白いなぁと。

もし(不明)が「まちカドまぞく」のラスボス的存在になるとすればこのように対比する経歴を持つ(不明)は良いキャラになると思います。

 

暗黒役所と千代田桜

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久しぶりって言ってるじゃん。明らかに面識あるじゃん。

私の記憶が正しければ「暗黒役所」という名は3回の場面でしか出てきていないはずです。

「あんこ区役所」は2回。

そんな暗黒役所が重要な役割を担っていそうなのは驚き

今月号で少しだけ出てきた桜に対し小倉は、

  1. 暗黒役所は守れなかった
  2. 1ページだけ逃がせたけど記憶は引き継げなかった

と言っています。

1つ目。

これは暗黒役所は今現在、それまで保持していた機能を失っている状態にあるということでしょう。

2つ目。
このセリフが出てきた4コマのタイトルが「次の私によろしく」だったことを踏まえればどちらも現実世界の小倉に当てたセリフということになると思います。
だとすればこの時点で現実世界の小倉はまだまぞくとして目覚めていない可能性が出てきます。角が生える前の優子状態。
「1ページ」というのはグシオンの正体である本から1ページなのか、もしくは暗黒役所絡みの本から1ページなのか。状況的には後者でしょうかね。つまり、
暗黒役所は守れなかったしその事実を後世に教えることは出来なかった。けども1ページは逃した
ということでしょうか。
ちなみに私の中の暗黒役所のイメージは一般的な市役所のような大きな建物を構えている施設ではなく、グシオンの文言からグシオンの正体のような本状の物でそれをグシオンが管理していたと考えています。その方がなにかと都合が良いからです。
このセリフの意味を読み解くにはまず暗黒役所がどのような役割を担っていたのかを考える必要があります。
まず暗黒役所は、光と闇の一族が共存している珍しい地域であるせいいき桜ケ丘特有のものであることは違いないでしょう。
優子は先祖返りしたその日に「シャドウミストレス優子」というキラキラ活動ネームを光の速度で暗黒役所に届けられています。
つまりせいいき桜ケ丘に住むまぞくの活動状態を記録しているのかもしれません
つまりつまりまぞくの個人情報を集めているかもということ。
暗黒役所を守れなかったということは何者かに攻撃を受け持ち去られたということになります。
つまりまぞくの個人情報が駄々洩れ状態
今のところどれだけのまぞくがせいいき桜ケ丘に住んでいるのかは分かりませんけどね。
 
ここで思い出したいのは、シャミ子のバイト先の店長バク白澤が封印された時の話。
ここで小倉は光と闇の魔力の違いを水と油で説明しています。
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つまり光と闇の魔力は一致する部分はあっても性質は大きく異なるということ。
そして光の魔力についてですが魔法少女にとって魔力とはつなぎのようなものです。コアという核にエーテルという肉を纏わせるために必要なものが魔力。
なので大量の魔力を短期間に放出するとエーテル体が保持できなくなりコアの状態になってしまいます。
逆に言えばコアになってもエーテルをまとめられるだけの魔力があれば自力では難しいけれど魔法少女として復活できるということでもあります。
これは私の推察ではなく公式の設定です。
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魔法少女復活計画

そしてここからが本題。
仮に(不明)が復活を果たそうとした場合、そのために最も効率的な手段は光の魔力を手に入れることです。
しかし一度世界を壊そうとした魔法少女に他の魔法少女が手を貸すとは思えません。
そうなると大量の闇の魔力が必要になります。
つまり大量のまぞくの現在地を知る必要があるのです。
そして今、大量のまぞくの個人情報が流出している可能性があります。
この件と合わせてみるとなかなかバイオレンスな展開でしょう?
そもそもせいいき桜ケ丘って闇の魔力を集めるには最も適した場所なんです。
本来なら闇の一族は光の一族から逃げ隠れしながらひっそりと暮らしているはずなのです。
しかしせいいき桜ケ丘は光と闇の一族がゆるく共存する特別変わった町です。
つまり闇の一族は隠れたりせずに普通に暮らしています
世界で最も闇の一族に会える町、それがせいいき桜ケ丘なのです。
闇の魔力を大量に欲する者が目を付けない理由はありません。
 

再編 小倉の目的は?

(不明)を復活させようとする動きがあってそれに小倉が対抗していたのなら自然と小倉の行動原理が定まります。

(不明)からせいいき桜ケ丘を守る

 以上。

シャミ子はせいいき桜ケ丘のボスですから、(不明)と対立させるにはこれくらいの理由付けがないと無理でしょう。 

 

ブーメラン現象再び

恒例の自分の考察に自分でカウンターを入れるターンです。

そもそもグシオンと桜がいつから交流があったのかが分かりません

桜は10年前にコアになりそれからずっとシャミ子の中にいるのでそれ以降は交流を図ることは出来ません。

となるとそれよりも前。

だとするとおかしなことが起きて、グシオンは桜が敵対していた(不明)と親しくなっていたということになります。

自分が研究対象にしていた魔法少女を散らせた要因と仲良くする理由ってないと思うんですけど。

あるとしたら仲間になったのではなく(不明)のことを知るために近寄った。

つまり潜入捜査みたいな

そう考えた方がしっくりくるかもしれませんね。

グシオンは知的なまぞくなので。

あと単行本5巻に出てきた蛟を消化できずにいます

 

考察まとめ

これまでの考察をタイムラインにまとめます。

  1. 10年以上前、グシオンと桜の邂逅
  2. どこかのタイミングで桜がグシオンに暗黒役所を託す
  3. 10年前 (不明) vs 桜&ヨシュア
  4. 桜&ヨシュアの勝利
  5. その際に桜はヨシュアを封印。自身はコアになり優子の中へ
  6. それから4年の間にグシオンが(不明)と接触
  7. 6年前 (不明)&グシオン vs 桃&同僚
  8. 桃&同僚が勝利
  9. (不明)はコアに。グシオンは命からがらせいいき桜ケ丘へ
  10. 優子、先祖がえりを起こしシャミ子へ転身
  11. 暗黒役所が機能停止 ⇦ いまここ

 

最後にグシオンは桜から何かを頼まれ、それを承諾しています。

その後で消えたグシオンからシャミ子の携帯に赤外線通信で何かが送られてきました。

これは次回で明かされることでしょう。

6、7巻くらいで最終巻となりそうな勢いでホント怖い。

赤外線通信」なんて言葉、久しぶりに聞いたかも。

 

バンドリを始めた

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定期的にキャラ物の音ゲーをやりたくなり、そのタイミングで始めた「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」に熱中しています。

多分課金することでしょう。

フルコンボ取れると気分が上がる。