99 「ひだまりスケッチ」を語りたい~ログイン日数が600日を超えていた「きららファンタジア」~
未だによく理解できない文化「けもみみ萌え」
耳いらなくない?
しかも大体キツネかイヌだし。
ゾウとかキリンとかは?
「ひだまりスケッチ」を語りたい
dアニメストアで過去に見たアニメをラジオの変わりに聞き流しています。
それで最近「ひだまりスケッチ」シリーズを聞き流しているのです、が。
きらら作品のほとんどはいわゆる空気系もしくは日常系と呼ばれるものがほとんどです。
と言っても直近アニメ化された作品を見てみれば野球をやっていたり小惑星探索をしていたりまぞくの末裔だったりと、日常からかけ離れたテイストが加わっているのがほとんどです。
そんな作品群を見た後で久しぶりに「ひだまりスケッチ」を見て驚きました。
ここまで空気感の強い作品を見たのは久しぶり。
ここ最近これほど日常色の強い作品を見たのはおそらく「のんのんびより」以来で、久しぶりに見た「ひだまりスケッチ」にいっそ感動してしまったので色々語らせて欲しい。
今回はそんな話。
と言ってもトピックは少なめ。
消費性が5%だった時代
まったく「ひだまりスケッチ」の本編と関係ありませんけど、1期から4期が放送されたのって消費税がまだ5%だった頃なんですね。
ちょっと驚いちゃった。
完全なる「第3者の目」で見る「ひだまりスケッチ」
『まんがタイムきらら』は独立創刊後は月刊誌ではなく隔月誌だったようで、それに連載していた「ひだまりスケッチ」も初期は雑誌が刊行された季節に合わせた内容になっていました。
なので作中の時間の流れと実際の時間の流れは一見リンクしているようにみえながら、実際は大きく異なるのです。
アニメの方も放送順と作中の時系列は一致していません。
1期を例に出すと、
- 1話 1/11
- 2話 8/21
- 3話 6/17
- 4話 5/18
- 5話 2/13
- 6話 7/14
- 7話 10/12
- 8話 3/13
- 9話 9/4
- 10話 11/3
- 11話 4/28
- 12話 12/25
といった具合。
こういう時に表を挿入出来たら便利なのにな・・・と思う。
この放送順と時系列準の差が具体的にどのような効果を発揮するのかと言えば視聴者は完全に「第3者の視点」から話を見ることが出来るということ。
例えば作中、登場人物がなにかしら心情的に問題を抱えることは多々あっても、それらの問題に共感できる視聴者ってほとんどいないのでは?
私が出来なかったのだからそうに違いないでしょう。
これは登場人物と我々視聴者との間に決定的に違っている点があるからです。
それは情報量。
例えばアニメオリジナルのキャラとして"紗英"の妹"智花"が登場します。
正確には原作の初期から存在は示唆されているし、同じキャラデザで登場はしているものの、アニメのようにひだまり荘の住人とは認識がない様子。
単行本7巻p.80より
アニメでも1話から存在が示唆されていますが、重要なのはこの時点でゆの達は智花と面識があるということ。
でも視聴者はこの時点で漫画を読んでいる人だって智花のことはよく知りません。
つまりゆの達は智花という人をよく知りながら、この点視聴者たちは置いてけぼりにしているのです。
他にも7話は体育祭前日。
それなのに次話は学期末近くまで時間が飛び、1期を通して体育祭当日の様子は描かれません。
「ひだまりスケッチ」のような空気系の作品とこういう時間のずれ、キャラと視聴者の情報量のずれは結構相性が良いんです。
どんな効果が得られるかと言えば、
- 他愛のないセリフや小道具が後の話の伏線となる
- 話の展開を読みづらくする
特に大きいのが2つ目の効果。
言い換えるとマンネリ化を防ぐことが出来るのです。
大きなストーリーがある漫画のアニメって原作読破済みの人は純粋にアニメを楽しむことってできないと思うんです。
例えば「球詠」
アニメのストーリーは原作に忠実に作られています。
なので各試合の展開を原作読破済みの人達は知ってしまっているわけです。
それって見ていてほとんど緊張感なんて覚えませんよね。
まあ「球詠」に関しては原作未読の私でも緊張感なんて微塵も覚えませんでしたけど。
つまり原作ありきのアニメはどうしてもマンネリ化してしまう要素が多々あるということです。
これは「ひだまりスケッチ」や「ゆゆ式」のようなほとんど1話完結型の作品の場合でも起こりえるのですが、アニメ「ひだまりスケッチ」はこのマンネリ化を最小に抑えられているように思います。
その最大の要素が放送順と時系列準の差。
しかも漫画とも差があり、さらにアニメオリジナル要素も絡めているのです。
ただでさえ現実感の強い、どんちゃん騒ぎする要素の少ない空気系。
それでいて視聴者に話の展開まで知られてしまっては、盛り上がりも欠けていたことでしょう。
もし仮にアニメが漫画の時系列に忠実に沿って作られていたのなら、今とは評価も変わっていたかもしれません。
これは「ひだまりスケッチ」どうこうじゃなくてシャフトのアニメの作り方が上手かったってだけの話なんですけどね。
これ以上ない程の空気系
「けいおん!」も空気系の作品として扱っている人は多数います。
でも音楽漫画として紹介する人もいます。
これは「けいおん!」に空気系と音楽系、どちらにも転べる要素があるからでしょう。
それなら「ひだまりスケッチ」はどうなのか。
作中の舞台に美術科のある高校が多く出てきており、アニメ・漫画共に絵を描くシーンは多くあります。
それなら「ひだまりスケッチ」は美術系の作品なのかと言えばそれは違うでしょう。
何故なら話の主題に絵が置かれていないのは明らかだからです。
あくまでも(若干1名を除き)美術科に通う女子高生たちの日常にスポットを当てた作品であり、「ひだまりスケッチ」はどこまでいってもまごうことなき空気系の作品なんです。
それでいてこれほど魅力のある作品に仕上がっているのは物語やキャラクターにメリハリがあるからでしょう。
なんか原作の方、そろそろ終わっちゃうんじゃないかなって気がするんですけど、実際どうなんでしょう。
でもそう簡単に終わらなそう。
引き延ばしとかじゃなくて、休載過多で・・・。
ログイン日数が600日を超えていた「きららファンタジア」
2020年7月14日にこんなログインボーナスが。
「きららファンタジア」の累計ログイン日数が600日に達したそうです。
実際は600日以上前からやっていると思いますけどね。
なんの気なしに見ていたのはキャラクター一覧。
リアル、バーチャル問わず運命的にガチャ運がないのが私です。
「パズドラ」ではいまだに光カーリーを持っていませんし。
今更引いたところで需要なんてありませんけど。
話を「きららファンタジア」に戻しまして。
「きららファンタジア」の星5排出率もなかなかどうしてな具合。
ガチャ運の悪さに自他ともに定評のある私がこの600日で引いた星5の数は・・・。
44人。
星5キャラの総数は177人なので実に25%の星5を持っているということになります。
これは多い・・・のか?
特に思い入れのあるキャラは桃【クリスマス】
このキャラ1人を引きたいがために手持ちのキャラほぼすべてのなかよし度を上げて、星4キャラを進化しまくって・・・。
それで1日のプレイ時間が10時間を超えるという頭のおかしい偉業を成し遂げてしまったのです。
こうなったのは多分おおよそ宮子【クリスマス】のせい。