致命的な”ダメ”が詰まった「ライフハック」~CSM戦極ドライバーを予約していた~
サウナに通いたい。
20年12月号『まんがタイムきらら』
日本酒は甘口よりも辛口の方が好き。
致命的な”ダメ”が詰まった「ライフハック」
20年8月号、9月号、そして12月号の3号に掲載されたゲスト作。
8月号も9月号もほとんど印象が残っていないので、最後の3話目を12月号で目撃した時は思わず”あっ”って声が出てしまいました。
まだコレ終わってなかったんだ
の”あっ”です。
どういう訳か、崖から足を滑らせるに至った15歳の少女”大場 初美”とこれまたどういう訳か山中で遭難中の”薫&小糸”のサバイバルコメディ。
1話、2話目の掲載誌が既にcomic FUZで読めなくなっていたので、わざわざ紙媒体のきららを引っ張り出してきちゃう始末。
9月号に関しちゃビニルすら剥がしてなかったのに。
なんだかんだ紙とデジタルの両刀が一番なんだなって。
1話読み切りの漫画なら何度も書いてきましたが「JKだって落語がしたいっ!」が悪例として最適としてきましたが、3話使えるゲスト掲載作ならこの「ライフハック」か、「ミライカラー」のどちらかがそれにあたると思います。
きゃんでぃ!は論外として。
なにが”ダメ”ってまず読者を完全に置いてきぼりにした話の展開と登場人物のキャラクターをハッキリさせない点。
- なにがあって初美が崖から足を滑らせるに至ったのか。
- 2人が遭難した経緯は。
- そもそも薫と小糸の関係性は。
こういう読者を喰いつかせるために絶対に必要な情報を途中でまったく出さないというい謎を極めた姿勢(3に関しては最終話を読んだ後ですら不明)。
最終話でちゃんと説明が入りましたけど、1話掲載から4か月後の事です。
1クールのアニメが終わる期間が開いているのです。
それだけ期間を開けておいて、まったく読者の関心をそそらないような設定の展開方法。
一体どれだけの読者がついていけていたのか。
会話の中で登場人物のキャラクターを露わにしていくってのは手法として全然アリだとはおもうけど、それが許されるのは長期連載作だけなんですよ。
短期ならただただ読者の関心を削ぐだけ。
だって短期って読者は連載話数をハッキリ把握しているから、最初の時点で興味が湧かなければさっさと切り捨てて次以降は読まないでしょう、普通。
あと絵に動きがまったくないから、いったいなにがどうなっているのかを理解するのに時間がかかるというのも考えどころ。
”あ、ここが物語の転換ポイントか”ってところでこうなっちゃうと読む気が失せる。
確かにタイトルにある通りライフハック=仕事の質や生産性の向上を作中でしっかり描いていました。
火の起こし方とか川魚の捕り方とか。
サバイバル知識がない人からすればどれも考えもしない方法だろうけども、そもそも現代でサバイバル知識が活かせる人ってガチのキャンパーくらいなんだから、サバイバルとかじゃなくてもっと身近な作業の効率アップを示すような漫画にすれば良かったのに・・・と思いました。
最後にどんなところが”ダメ”だったのかと言えば
- 話・人物の基本設定を明かさない
- 絵に動きがない
ようは人に何かを伝えようと思った時に真っ先に満たすべき点がすべて疎かになっており、かつ動きが必須のストーリーを描くには圧倒的に足りていない画力=実力以上の作品を描こうとしていた作者の傲慢さ。
外見も中身も全部”コレどうなの?”ってレベル。
こちらもきゃんでぃ!と一緒にビックバンの彼方まで飛んで行ってもらいたいレベル。
CSM戦極ドライバーを予約していた
きららオタクを自称している私ですが、間違いなくきらら以上に語れる作品があって、それが”平成初期の仮面ライダー”
大体ディケイドまで。
終わり方がいまいちだった点を除けばやっぱり「仮面ライダー555」が私の中の最高傑作ですね、終わり方に目をつむれば(カブトほどではないけども)。
仮面ライダー555の劇中で出てくるライダーズギア、まあこれに関わらずライダーの変身ベルトって必ず商品化されているのですが、そんな中、大人向けに作られた変身ベルト”COMPLETE SELECTION MODIFICATION”が売られているんです。
そのラインナップの中にファイズギア、それにファイズアクセルも並んでいるのですが。
完全受注生産品なので、需要量と同等の供給量しか出回らないため、後から手に入れようとしたら中古品を買うしかありません。
それでも良いかなぁ、と公式ページを見ていたら、今年というか来年、新しく仮面ライダー鎧武の変身ベルト、戦極ドライバーが出るとのこと。
2週間くらい悩んだ挙句、予約注文しました。
平成後期の作品だけど、脚本を虚淵玄が書くということで映画も込みで観ていました。
後々ロックシードも出すということで、先の事も考えて予約してしまいました。
その額35.200円。
届くのは来年の5月だそうです。
後々の楽しみがあるのはとてもいいことだと思います。
来年の2月にはスマホケースも届く。