【MAX6月号】細かいところに目を瞑れば概ね良しって、そんな感じの漫画【ふた恋っ！】
ps5よりもps4 proが欲しい。
21年6月号『まんがタイムきららMAX』
そうこうしている間にフォワード出ちゃうしキャラットも出るし。
ふた恋っ！
こちらの記事で初めて「ふた恋っ！」を読んだ感想として、作者はウマ娘が好きそうという、まったく根拠のない感想が浮かんできたのは主にこの1コマ漫画のせいだと決め打ちしておきます。
絵の雰囲気似てない？って展開を広げようと思っていたけれど、並べてみるとそこまで似ていないな？
案の定計画性の無さが露呈してしまいましたがそれは一度置きぃ。
基本的に読み切り作品で強烈なインパクトを残す作品は良作だと思っています。
アピールチャンスが1回しかない読み切りだからこその考え方です。
「JKだって落語がしたいっ！」や「きゃんでぃ！｝のような反例も存在しますが、これはこれでいつまでも記憶にこびりついている時点でインパクトが強かったのは間違いないはずです。
100％悪い意味で。
この漫画のあらすじを簡単に触れると「仮に登場人物の頭身がもう少し等身大に寄っていれば百合姫案件と言っても良い」そんな漫画。
病的に、というか性的に妹を愛している姉の「立木ゆず」と陽キャでノンケの妹「立木みかん」
双子ながらにして性格も恋愛思考も正反対の2人の今後の展開は是非とも見届けたいところですがそれも1度置きぃ。
マジな話をするならこういう姉に育ったことに対して両親はどう思っているのだろうとか野暮ったい話もここでは置きぃ。
話の展開としてはおそらく恋愛モノとしてみればあまり奇をてらっていない類の漫画？
まったく恋愛モノに触れてこなかったし触れる気もないのでこの辺の判断は難しいところではありますが。
そしておそらくですが、この漫画の作者さん「鬼斬ゆにこ～ん」先生も色恋にあまり関心が無いタイプの人と見た。
というのも作中で出てくる恋愛要素を孕むようなセリフは大抵下ネタに走っているから。
それも話のエッセンスに、というか面白いから取り入れてみたってノリの下ネタです。
しかも急に知能指数が下がっているような気もするし。
ネット界隈の一部ではきららを百合漫画と言う人もいますが、それは上の記事で言うところの近代的百合。
つまり軽度のスキンシップか、もしくは妄想内で済むモノがすべてです。
しかしこの漫画はどちらかと言えば古典的百合にジャンルは近しいと思っています。
古典的百合に関しては下の記事で補足していますので参考までに。
これまできららに掲載されてきた漫画をすべて網羅したわけではないので断言はできませんが、少なくとも私が知る中でここまで古典的に寄った百合漫画はきららには無かったと思います。
多分この漫画雑誌にはそういうニーズはないんですよ。
そういうのが読みたければ黙って百合姫買っていればいいわけで。
もう1度ゲストとして再登場してくれたらMAXの土壌をひっくり返してくれそうな、そんな期待感が持ててすごく期待値高いです。
是非とももう1度ゲストに招き入れてもらいたい。
ところで最近は「まちカドまぞく」を読み込んでいたせいか、コマの細かいところまで目を通すようになりまして。
その点で見ると結構この漫画ガバいです。
例えば通行人のシーン。
ここだと「通りすがりA」と表記されています。
ということは展開的に「通りすがりB」が出るか、もしくは通りすがりは今後出てこないかの2択になると思うんです。
後者だとしたら自らスベりにいっているようなもですが。
正解は前者だったのですがこの時の表記は「通りすがり」
そこは「通りすがりB」じゃないんだ。
更にスマートホン。
ベッドサイドで充電されている2台のスマートホン。
これがiphoneならproシリーズと無印シリーズ並みのサイズ差があります。
このうちの小さい方を使っているのがおそらく妹のみかんの方。
そのスマートホンをみかんは裸で使っているようですが、最初に使っているシーンではスマホのバックは黒いのに対しその次に出てきたときは白くなっています。
あとはスカートの塗りつぶしとか。
環境光によって見え方が変わっているとかそんな感じでは絶対にないので単純に描き方を統一できていないだけでしょう。
こういう細かいとこをが気になってしょうがないんだよなぁ。
