【キャラット7月8月号】タイトル通り古い漫画が新しい思い出になるとは・・・【古くて新しい思い出】
7月8月9月号『まんがタイムきららキャラット』
やっぱり紙媒体って良いなって思った今日この頃。
もう2年以上前の7~9月号です。
この記事にも書いていますが、まさかタイトル通り古い漫画が私の新しい思い出になろうとは。
古くて新しい思い出
ふと思いつき読み返した19年7月号~9月号『まんがタイムきららキャラット』に載っていたゲスト作です。
この頃は特定の漫画読みたさに各きららを買っていたのでゲスト作はもちろん今も連載している作品も読んでいない方が多数でした。
そんなこともあり「RPG不動産」にしろ「Aチャンネル」にしろ、古い漫画でありながら新鮮な気持ちで読めたのですが、もし買って間もないころにもったいない精神から雑誌を頭から全部読んでいたとしたらもっと早期にきららという雑誌にのめり込んでいたのではないのかなと思える、そんな漫画でした。
19年7月号掲載『1話』
最初に感想を書いておくと、
最後の4コマを読むまで中身全然理解でっきな~い
って感じ。
というのも中身がチグハグだからですね。
どこがチグハグなのかを説明する前に軽く登場人物の説明を挟まなくてはいけないでしょう。
女子高生”宮ノ森 舞佳”に突如現れた天真爛漫女子高生”石神 えま”が友達になるべく積極的にアプローチをかける
といったもの。
で、どこがチグハグなのかと言えば、例えば作中ではデカめの遊園地と思われるデイジーランド内で携帯が圏外になっていたり、
スマホに対するリアクションが過剰だったり、
舞佳の言葉使いが明らかに一昔前のものだったり。
そもそも雑誌で見た、という理由で人の家に押しかけたり休日を抑えたりするのも破天荒すぎるでしょう。
結局オチの4コマから察するに、原因は今のところ不明ですが石神えまが25年前にタイムスリップしてしまった、というのがこの漫画の主題なのでしょう。
それで舞佳はえまの実母にあたる、と。
だったら急に押しかけるのも分からん話でもないし、なによりこの1コマのセリフ。
そのまんまの意味なんでしょうね。
最初はくだらねぇギャグ挟んできやがってとか思いましたけれど。
で、1話を読んだ時点で気になった部分が1つあって、それがえまの扱う現金。
ご存じかと思いますが日本の現金、というか紙幣は20年周期で刷新されています。
つまり25年前にタイムスリップしたとするならえまが持っているであろう紙幣はまだ世に流通していない紙幣となります。
要するに現金としての価値はないはずなのですが、その辺はどうクリアするのでしょうか。
その辺も注目しながら私は本の山の中から19年8月号キャラットを引っ張り出しました。
19年8月号掲載『2話』
こちらもまた先に感想を書いておくと、
やっぱり右肩下がりだったな
って感じ。
とにかく2話は全体を通してえまの母親が舞佳だってことが描ければそれで良いって感じが凄くて、オチがかなりおざなりな印象を受けました。
パンクブーブーの漫才的な。
だから具体的な感想は・・・ないかな・・・。
あと案の定というか分かり切っていたというか、通貨に関しての言及はなかったです。
今年末の大掃除に向けて大掃除をしている最中でちょこちょこ古いきららを読み返しています。
もしかしたらこんな作品を発見できるかも、と思えば大掃除にちょっとした楽しみが生まれたので、そういうテンションにしてくれただけでもこの漫画には感謝申し上げたい。