【フォワード3月号】「なほほんケア」と空気になっていく空気系漫画【読切・ゲスト感想】
以下が目次です。
動画を投稿してみたり
作成に1か月近くかかりましたが実働時間は5時間くらいかと。
もうちょいアクティブに活動したい・・・。
22年3月号『まんがタイムきららフォワード』
今気付きました。
今年になってまだ11回もきららファンタジア遊んでいない・・・!
なほほんケア
漫画であれyoutubeであれ、誰かに憧れてその業界に入った人の作る物はその憧れに凄く近しいモノになるのはある種必然でして。
特に漫画なんかは顕著でしょう。
好きな作品の同人誌を描いたりイラストを描いたりデザインをまねてみたり。
この漫画の作者が、仮に誰か他の漫画家の影響を受けているとしたら、それは一体誰なのでしょう?
千葉サドル先生かな? って私は思いました。
実際のところはもちろん知りませんけど。
ちなみに「ちょぼらうにょぽみ」の前例もありましたし、「椿 花子」というペンネームが別名ってことは無いですよね?
いっそそう言われた方がしっくりくるくらいなんですけど。
長々と前書きは済んだのでとりあえず感想を一言書いておきましょう。
いや書けよ、と。
内容を簡単に紹介しておきましょう。
「佐倉 奈帆」がどういう訳か笑顔を見せなくなった幼馴染「富士本 咲」を介護センターでの職業体験をきっかけに笑わそうと奮闘する漫画
全体的に話の展開が素朴すぎて逆に良い感じの漫画って感じがします。
咲が笑わなくなった理由だとか、咲が職業体験先で様子がおかしかった理由とか。
そういった物語を進めるうえで重要になってくる要素の1つひとつが素朴で、そのせいで。日常感というか、空気系感が非常に強くて「ぼくこういうのすき」なわけです。
友達が風邪で倒れるって結構どころか普通に騒ぐ件ですからね?
これが例えばワンピースとかだったら、作中のキャラクターは驚くかもだけど、読者的にはたいしたことには思えないじゃないですか。
そういうことなんですねぇ。
ただ正味話の流れ的に職業体験の要素は一切必要ないよな、とは思いました。
ただの舞台づくりでしたし。
で、この漫画を読んで思った事なのですが・・・。
今のきららでいわゆる空気系と呼ばれる漫画がゲスト掲載から連載まで上り詰めるってことはもうほとんどありえないのかな?
かなりファンタジー色の強い作品が今のきららを席巻しているような気がしています。
多分ごちうさ的な漫画が出てきても人気でないきがするんですよね、あれとか「ゆゆ式」はもはやネームバリューがクソ強いだけで。
空気系+αがきららのテンプレートとも言える構造です。
私的には「ぎんしお少々」とか「ばっどがーる」みたいな、控えめな+α作品が好きなんですけど、少なくとも読切・ゲスト作に関してはこれは邪道になるんですかね。
まとめ
今月号からスタートした新連載はちょっと面白そう。
いわゆる異世界モノを無条件で毛嫌いしている私ですけど、それでも面白そう。
盛り上がってきたら考察勢が沸きそうな漫画です。
深読みするなら今の内から、ですよ。