【きらら12月号】久しぶりに真っ当なカメラ漫画を読んだ気がする「カメらいふ」【読切・ゲスト感想】
「映画ゆるキャン△」がamazon primeに来ていたので「シン・ウルトラマン」観てました。
やっぱりおもろい。
以下が目次です。
22年12月号『まんがタイムきらら』
これってどういう人が描いた漫画なんだろう? と素直に思いました。
あと常々思いますけど読切だとしてもタイトルロゴが非常に良い。
それがきらら。
カメらいふ
まったくのカメラ素人「ひよ」と「ニコ」がデジタル一眼カメラを手に町を練り歩くこの漫画。
奇しくもというべきか、この漫画に出てくるカメラはニコン製。
私はキヤノン派なのでこのカメラが一眼レフかミラーレスかの区別もつかないのが悔しいところさんです。
筐体サイズ的にはミラーレス感はありませんけど。
私は基本的に漫画の良し悪しを語るときには先に良いと思ったところを書き、その後に悪いとおもったところを書くようにしています。
特に理由はありません。
でも「良し悪し」ですから順番的にはそうかな、と。
そんな通例を無視し今回は悪いと思ったところから。
なぜならそこにこの漫画に対する私のファーストインプレッションが集約されているから。
それは次の2コマ。
いや見りゃわかるのよ、それくらい。
無駄にコマを割いているような気がします。
で、ここに集約されている「私のファーストインプレッション」とはなにかと言いますと、
この作者はどんな人がこの漫画を読むことを推定しているのだろう
ということ。
上の2コマなんて明らかに愛知県を知らない人に向けた2コマでしょう。
例えば先の1コマ目の愛知県の地図が、もっとひよやニコの居住地域をピックアップしているような絵だとしたら、まだ2コマ目の存在意義も出てくるというものです。
愛知が舞台で実際に愛知にあるなにかを撮りに行くんだろうな、ということがそこからわかるからです。
てかそうしない限りホント2コマ目がただただ紙面を無駄にしているだけです。
あとストーリー展開的に撮影場所はどこでも関係なだろうなというところも少し気になりました。
愛知県で撮っているということがほとんど活きていないように思います。
わざわざ「愛知が舞台」とキャラに言わせている割にね。
この点は逆に「ゆるキャン△」の凄さを思い知るところです。
次に悪いところと良いところの間的な。
個人的に気になったのがこの1コマ。
絞りだとかシャッタースピード等は確かにカメラに触れたことがない人にはいじり難い変数ではあります。
そしてこの瞬間ひよとニコが本当にカメラに関する知識が全くないことが明らかになります。
そういう意味では必要なコマです。
つまり表示されている「F3.5、1/4000」は前回にこのカメラで撮った時の設定がそのままになっているということなのでしょう。
この設定で撮る写真ってなんだ?
とかちょっと考えてみたり。
私だとしたらここまでシャッタースピードを稼ぐのは動体を静止体として切り抜く時くらいですかね。
こんな感じ。
最後に良いなと思ったところ。
この点は一つ一つ書いていくと長くなるので簡単に羅列していくと、
- シンプルに絵が良い
- キャラクターデザインがいい。良いよなぁひよちゃんみたいな子。この親にしてこの子ありって感じ。
- そもそも特段悪い点がない
という感じ。
まとめ
「奥さまは新妻ちゃん」が完結まであと2話だそうです。
確かに直近ストーリーの毛色が変わっていた感もありましたし終わろうとしているのは納得なのですが、ちょっと知らせが急じゃありませんか?
「こみっくがーるず」とかもっと早く告知されていたような。
認知度の差なのか、私の見落としか。