まんがタイムきらら展in2022が実現しなかった理由|きらら探求軍
2018年から2021年まで大体1年間隔で日本各地で開かれてきた「まんがタイムきらら展」。
当然2022年も開催されるであろうと結構ガチ目に次期開催候補地なんかも予想してみたものの、そんな予想に反して2022年は開催されませんでした。
どうして2022年に限って開催されなかったのでしょうか。
その理由について私見を交えながら書いていきます。
そもそもまんがタイムきらら展とは?
2003年に「まんがタイム」から独立創刊した「まんがタイムきらら」。
独立創刊15周年を祝して開催されたきらら初の展覧会。
それがまんがタイムきらら展です。
なので2019年、2020年、2021年と連続してまんがタイムきらら展は開催されていますが、どれもコンセプトは”まんがタイムきらら独立創刊15周年記念”です。
そのため展覧会として中身を見てみると展示物に大した差はありません。
展示数こそ増えてはいますがそれくらいで販売されているグッズに関してもさほど差はありません。
なので、
ほぼほぼ同じ内容のものを2018年から2021年まで全国至る所で開催していた展覧会
というのがまんがタイムきらら展のその実です。
この点を意識しながらどうして2022年にきらら展が開催されなかったのかを考察してきます。
考察点1「ある程度の地域でやった」
上の記事内にてこれまできらら展が開催された地域をマッピングしています。
改めてその地図を以下に示します。
少々分かりにくいのですが青色のピンが刺している場所が過去の開催地です。
すなわち、
- 東京
- 大阪
- 新潟
- 名古屋
の4箇所です。
2022年に仮に金沢あたりで開催されたら良い感じに分布しますねぇ、あと金沢に行ってみたいですねぇ、というのが上の記事の内容の要約となっています。
改めて2021年時点での開催地のマッピングを見てみますと・・・。
まぁ大体良い感じに分布しているんじゃないんですかね?
まず東京と大阪という2大都市を押さえている時点で全国から人は集められますし、これは名古屋に関しても同じような感じでしょうか。
新潟がなんとも言い難いですが東北地方から北陸地方まで押さえています。
四国地方や九州地方が外れていますが、基本東京以外の会場全てが東京から新幹線1本で行ける範囲で考えるとおそらくこれら地域は最初から開催地として候補にすら入っていなかったのでは? と考えています。
展示内容が2018年から2021年まで概ね同じだったことを考えるとおそらく2022年も大体同じ内容となっていたことでしょう。
つまり2022年に開催されなかった理由の一つとして、
2021年時点できらら展に行きたい人は概ね来れたでしょう?
というのが挙げられると思います。
考察点2”2023年がまんがタイムきらら独立創刊20周年”
さて、こちらはかなりの邪推です。
2023年、つまり今年はまんがタイムきらら独立創刊20周年です。
なのでまんがタイムきらら展とは言いませんがなにかしら特別なイベントが秋頃に開催されるであろうことが想像できます。
これに加えてさらに2018年から2021年まで開催されていたきらら展が概ね同じ内容だったこと。
仮に2022年にきらら展が開催されたとしても概ね同じ内容だったであろうことを踏まえると・・・。
2023年に開催するイベントはこれまでのまんがタイムきらら展と大差のないイベントなのでは?
という邪推が成り立つのです。
すなわち、2018年から同じ内容の展覧会をおこなってきて、それとほぼ差を設けず20周年を記念するイベントをおこなおうとした場合、2022年にきらら展を開いてしまうと2023年の20周年記念イベントに新鮮味が生まれないのでは? ということです。
つまり計画的に2022年はきらら展を開催しなかったのでは? という邪推です。
でもまぁぶっちゃけこれが一番現実的な考えなような気はしています。
展覧会は展示物を見てもらうことに大きな意義があるはずなのに、特に名古屋展くらいになるとおよそほとんどの人が展示物を流し見していたように思います。
そりゃそうですよね、だってほとんどの展示物が2018年のものと差がないんですから。
名古屋展が初めて行ったきらら展という人ももちろんいることでしょうが、以前に東京や大阪のきらら展に行っていた人だって少なからずいるはずです。
少なくともここに全会場に行っている人が一人。
そういうわけで生で見る展示物の感動を呼び起こすために1年間を置いたのかなぁと。
まぁ何にしても今年に立派なイベントが開催してくれれば言いっこなしということでここは一つ。
やっぱりやるとしたら会場は東京ですかね?
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